がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/72 アイマス F-16CJ &F-2A【その3】&ガレキレビュー

2010年04月28日 | 模型
風邪ひいて散々な@河童です。
え~アイマスとか初音ミクとかネタにしてきていてアレなんですが、プラモ業界ではスケールモデルとは別のベクトルで
何故かスケールモデルが発売日前に入手不能状態に陥り、性根が腐れたバカな商人によってプレミアが付いてるそうな。

↑DSではラブプラス廃人なるのが居るって事はニコ動見てればリアルに判るんですが、コッチ方面はF1どころじゃない売れ方(笑
あまりに瞬殺で予約数完売のショップが多かったらしく、ついさっきまでこのキットの発売すら知りませんでした。
で、知ったのは密林で獲物探ししてるとき、RX-7のプラモが何故か5600円って値で出てましてね、
まぁそれが件の製品だったんですが、あろう事か発売日前にプレミア価格で予約を受け付けるなんてのは
要するに転売屋って行為ですな。20世紀の遺物的商法かと思ったらまだあったのかwwって感じだす。
年末に出た「けいおんランエヴォ」もそうでしたが、無い無いって市場が騒げばメーカーも商機を逸したいわけでもなけりゃ
転売屋を儲けさせるのを良しとするわけも無いので、遠からず再販掛かると思うけどね。
って俺ちゃんはもう流石にイイや。流石にこの方面も飽きてきました。とか言いつつ
エヴァンゲリオンレーシング アクシアEVA01
↑(pdfファイルです)コレがキットで出てきたら間違いなく逝きますが。



 さて、アイマス機の方ですが、武装関係で思いの外時間を取られております。塗装が兎に角面倒くさい。
F-14のサイドワインダー&スパローも同時進行でやっつけてんですが、感覚的には1/144の飛行機を塗るのと
ミサイル一本塗るのと手間変わらん気がしてきた。

 F-2Aの方はドロップタンク三本とサイドワインダー二本、それに対艦ASM-2が2本って事にしました。
キットパーツだとASM-2は4本用意できるんですが、そもそもこのASM-2ってミサイルをよく判ってなかったので
パーツ製作時に色々ミスっていて、ASM-2に見えるようにするには”→スタートに戻る”になるしかなく
やってらんないので見てくれがマシなのを2本だけセレクトして搭載。F-16と一緒に飾るコンセプトなので
F-16の武装との見た目バランスがあるから完全省略は避けたかった苦肉の策。

 今見ると突貫で進めたのが災いして、機体含めてパーティングラインが随所に取り切れてないのがイタイ。
三本のドロップタンクは全てグレー系での塗装指示なんですが、巷では機体色で塗ってる方が圧倒的だったので右に倣え。

悲しいお知らせその1。F-14でもやらかしましたが、キャノピーのマスキング剥がしてみると
キャノピー裏に水滴跡が付けたっぽい「キャノピーをもぎ取らないと除去できない」汚れが付着していた。
全面デカール貼付の際の水分でも進入したか。まるで自分の人生の汚点のように取り返しは付かないので
このまま行っちゃうけど、余程キャノピー先付け工作には俺ちゃんは向いていないらしい。
今後は後付前提でモノを考えないとイカン様です。マスキング跡のガビガビはちゃんと後で処理しときます。


 F-16CJも同じコンセプトにて。ここで思わぬ事態が発覚。そう、つまりは悲しいお知らせその2である。
水滴跡は幸い無かったんですが、何時どう触ってこうなったか不明なのですが

コックピット脇のコーションマークデカールが破損し剥がれてしまっています。これは流石に目立つので
デカール調達してリペアしたいんですが、コレのためにデカール取り寄せるのも割に合わない。
てのも、キット単価が爆安のキット故に、パーツ請求がバカらしいんですよね。どっかにF-16のC辺りを積んでたはずなので
取り敢えずそこから保ってきて補修しようかと思います。キャノピーには前半部にクリアーオレンジのクリアー割を薄く塗布。後半は透明。

 武装関係はサイドワインダー・AGM88・AMRAAMが2本ずつ、ドロップタンク三本って設定。それぞれに配色が異なり面倒くさい。
インストでは翼端にAMRAAMが来てサイドワインダーは翼下の吊り下げラックにマウントされるんですが
翼端にAMRAAMだともう一機とのバランスが良くなかったので配置は二機ともサイドワインダーが主翼端です。

 両機とも真ん中のドロップタンクが画像に無いのは

↑こういう理由。飛行形態での展示って事で、センターのタンク脇に穴を開けて、そこに3mmのアルミ製スタンドを填めて
さらにこのタンクのラックには真鍮線を仕込んで機体側の穴とジョイントさせるって寸法です。
当然機体側のセンタータンク装着位置内側はパテ補強を入れ、真鍮線もラック貫通でタンク内部まで通してます。そう、実はコレ、当初の目論見通りなのだ。

 っつー事で完成一歩手前まで行って、漸くここでベース製作に行くので中断。両機とも先端のピトー管?も未着手ですが、
これは先んじて付けるとロクな事がない(ジェット機工作で作業中にピトー管破損はよく有る話)ので後回しです。
F-14の先端部と一緒にやっつけるので、金属触るから粉飛ぶしまとめてポンということで。


 さて、エントリータイトルの金魚のフンの部分。プラモは発売日がグダグダして一向に届かないんですが、
ガレキ関係はキッチリ届いております。
 先ずはモデルファクトリーヒロのロータス98T。

詳しくはoshanpinさんのブログを!!(丸投げかよww)。これ、購入迷ったんですよね。アイテム的に
フジミかハセガワかはたまたアオシマか(!?)が出してきそうな車種ですから、フルディテールなら躊躇無く
ヒロブランドって事で行っちゃうんですが、プロポーションキットって事で思わず躊躇してしまいましたが結果購入を決意。

以前スタジオの95Tを製作したときにも悩まされたんですが、この辺りのロータスはサイドポンツーンに
アンダーパネルの厚みが見えてしまうと興醒めになるんですが、このキットではマルチマテリアルの良さを活かして
件の部分のみ金属板でパーツ化しています、三次曲面や強度が必要な部分はメタル製にした三分割構造。
リアエンドの見せそうで見えなさそうでJKのミニスカチャリンコヒラヒラ攻撃の如き部分は
取り敢えず全てパーツ化してくれてる様です。
ウィング関係も全てリベット固定せよって事ですが、そこまでパーツ精度に自信有りか?お手並み拝見したいが当分積んどくw


 次はMODULOのNSX-GTのトランスキット。このブランドというか店の店主というか原型師というかともかく本人を知ってるんですが
家内制手工業を地で行ってる状況も知ってるんですが、その苦労たるや言葉ではとてもとても(泣。
店設立前から知ってるというか、まぁ要するに昔近畿圏に住んでいたときには同じ模型クラブで遊んでた御仁って事ですな。
で、本人がキット改造したりしてそれをレジン反転した際に客から、「型残ってるならオイラにも分けてよ」ってとこからはじまって、
気が付けばブランド立ち上げて、トランスキットを色々出すようになったって訳だ。まぁヒロ辺りがS-1で
スタジオがSOD辺りのエロビデオメーカーだとすれば、ここはアクトネット辺りだと思ったらいい。

 なので、大前提としてスタジオやヒロのような工場制手工業レベルのものと同じと考えて手を出すと痛い目を見るかも知れない。
元々ガレージキットってのは愛好家が手彫り原型を複製して同行の仲間に実費で分けていたのがジャンルの始まりであり
欧米での自宅ガレージでの同好の集いからガレージキットって呼称が一般化してきたわけだから
そういう意味ではスタジオやヒロレベルになるとガレージキットでは無いのかも知れないですな。
 実際届いた商品見てみたのだが、レジンは所謂肌色系レジンで恐らく早めに作らないと誤差修正に必要以上の手間を取られそう。
また、あくまでトランスキットなので、NSX-GTのキットとR-35GT-R GTのタイヤ&ホイールが無いと組むことさえ出来ません。

NSXはTAKATAのキットが多分積んだまま作らないであろうメンバーに居るのでそれを使うとして
GT-Rのパーツはとっととタミヤから取り寄せ。NSXのパーツでは車内バスタブやらフロントウィンドウやら結構色々使うから
パーツ取り寄せするか投げ売りになってるTAKATAかARTAのキットが有ればそれ確保しておいても可。
パーツ取り寄せだとホイールナットでチョット悩むかも?
 個々のトランスキットは、一応全商品店主が店番しながら発売前にちゃんと自分で組んでるので、困ったことがあったら
電話で聞いてみると良いです。この点だけは何処かの大手な気分で胡座組んでる某メーカーよりはマシかと。
 で、いつもは家内制手工業らしく、グラフィック関係でメシ食ってるらしい店主の身内謹製のプリンターデカールが付くんだが
今回はスタジオ27からデカールのタイアップをして貰えたとかで、スタジオのデカールが付属してます。
知人だからっての抜きで、ここのプリンターデカールってドット掛けもジャギーも出てないかなりマトモなもんなんだけどね。
で、スタジオのはTAMIYAのNSX-GT改造用になってるんで、フォローし切れてない部分はキットに件のプリンターデカールが入ってます。
 パーツ見た感じでは苦労しそうな雰囲気プンプンですが、ルーフの"ありがとう"が入ったNSX、
しかも絵に描いたようにFINALレースで優勝を決めちゃったコレを立体物で欲しかったのだ。
と言いつつプラモで田宮から出てきたりした日にはシッコ漏らすこと請け合いです。
 パーツ的に賞味期限有りそうなので、ちょっと早い内に手を付けるかも。

 最後はヒロのポルシェ917LH。これは居酒屋さん経由で購入。

フルディテールって事で箱の中はぎっしりです。弁当箱みたいなものに大事そうにレジン製のカウル関係が入れられています。
917系で何とかしたい半透明FRP部分も

この通り。こういうアバウトな質感はプラパーツじゃ再現が難しいとこなので、ハイブリットキットならではかも。
 あと、今回チョット驚いたのが内部を這う鋼管フレーム。

ロストワックス製法とかだと有りそうな事ですが、それだとコスト的に厳しい筈なんですが、
このキットではメタルパーツ一発抜きで鋼管フレームをパーツ化してます。一体どうやって抜いたんだろう?
まぁパーティングラインを追えば概ね想像は付くんですが、Wメタルという曲がりやすい素材を
この細さこの精度で一発抜きしてくるってのは単純に凄いと思った。バリ取ってそのまま使うか
真鍮線等で真円断面求めて組み直すか悩ましいとこ。っつーか、これはこのままバリ落として使っちゃうのが
よゐこの対応ってもんかもしれませんな。ココのキットはホント一作一作何処かが進化してます。


 さて、実はF-14の方も既に
 
↑概ね勝負は終わっております。っつーか主翼が付いた途端に邪魔で仕方ない存在に(笑。
ただ、備忘録で残したいポイントが幾つか出てきたので、エントリーを改めてUPする事にします。
結局一年の1/3のアイマスで費やしてしまった。
コメント (12)
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