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デイトナぢゃなかったのか!? ;FUJIMI 1/24 Lamborghini Diablo SV MY99 その1

2012年04月08日 | 模型



 ども、月一ペースだったのに何故か今月3度目の更新の@河童です。
 先日遂に発売になったSUBARU BRZ。ヨタの86の兄弟車なんですが、死んだ祖母の遺言でトヨタを買うと家訓上拙いため私の選択肢はBRZ限定。
っつーことで、ド田舎県にも試乗車が来てるってことで、遙々100KM程離れた県庁所在地までBRZ見学会に行ってきました。

いやぁー、良い!ぐらっちぇ!!ボンネット裏の断熱材をケチったばかりに最近表面のクリアーがペロペロ剥げてきてボロさ絶賛上昇中の我が愛車に比べれば神々しいったらありゃしない。
タイヤとホイールアーチの何かの冗談みたいなデカいクリアランス以外はモロ私の好み!一緒に行った子供達も「父ちゃん、次はこれか?ハァハァ」とか言うております。
そ・し・て、こんかいの@河童はいつもの@河童ではない。そう、この手の買い物の最大の障壁であるカミ様の承諾を既に得ているのだよ。予算に限度はあるけどね。
店員さんから色々聞きまして、外に置いてあるATの試乗車も触ったりなんかしまして、あわよくば本格的に見積もり取ってやろうと鼻息荒かったりしたんですが、
どうも営業マンの様子がおかしい。その衝撃の理由が明らかに。
マン「今ご注文されれば年内、おそらくは11月には納車出来るかと」
@河「はぁ?」
どうやら予想の斜め上を行く売れ行きであること、んでもって目下一部共通パーツを使用してる他社種(インプレッサ等)が、これまた予想を斜め上行く売れ行きで増産もままならないとか。
漸く春の訪れを感じたばかりというのに、冬まで待てってか!?っつーことで急激にコッチもトーンダウン~。スポーツカー、売れないんじゃなかったのかよ・・・。


 話はポロリと変わりまして、次はデイトナとか言いながら、確かにデイトナも進めてはいるんですが、猛烈にディアブロ作りたくなる病を患ったので手を出してみました。
いつだったかペキモさんがやっつけたら御子息にやっつけられた伝説のフジミ ディアブロ。フジミのディアブロって幾つか種類がありまして、私が過去にやっつけたことがあるのは
ドア開閉機構も搭載しておきながら材質はABSでネジ止めだらけの初期型だけなんですが、今ではドア開かなくなってボディーがプラ製になったバージョンとか、
全部パネルを別パーツ化させて前期後期対応型の金型に変更されたバージョンとか積んでおります。で、先日完成させたベヨネッタ号で使ったワイパーパーツのトレード元が

このキットだったわけでありましてね、このキットの他の余りパーツにヘッドライトユニットってのが当然あるわけですが、これが都合の良いことにディアブロに移植してくださいと言わんばかりの
パーツ構成になっておりまして、そこから「ディアブロ行っちゃう?」ってな事で積み棚からディアブロをサルベージしてきてしまいました。

 車はディアブロSVの後期延命仕様のMY99。アウディによって無理から車種延命が為されたヤツですな。超有名な話として、欧州系の一部地域でヘッドライト常点灯が義務づけられた事で
それまで採用されていたリトラクタブルライトから、個人ユーザーのカスタムの定番パーツインポートの日産Z32のヘッドライトユニット移植を、ランボが正式採用しちゃったって話。
唯一違うのはレンズカットが施された大型のライトカバー部分で、上辺に黒いラインを太めに入れることで、ライトユニットに刻まれた「NISSAN」の文字を隠蔽していることでしょうか(笑)。

 キットは、折角フロントパネルを別パーツ化して、盛大なる継ぎ目消し作業までユーザーに要求しながら後期仕様を選択できるよう金型作り替えたのに、その際ヘッドライトのサイズを
リトラクタブルライト時代と同じパネル分割で再現しちゃったもんだから、ライトの幅がかなり足りない状態になってしまっています。フジミには結構ありがちなミスと言えばそうかも。
こういうツマラントコだけは、今に至っても全然変わってないやね~。

そんなわけで、早速にヘッドライトの拡幅工事とフロントパネルの継ぎ目消しから。

Z32のパーツの幅とキットのライト用の穴との差がジャスト2mmだったので、2mm幅のプラ帯板使って拡幅、外端はキットパーツのテーパーを活かすために外よりにシフトさせてはみ出しを除去。
Z32ライトユニットのプロジェクターユニット部分が、ボディー側のテーパーと若干合わないので削って調整したら上手く嵌るようです。カバー部分もちょっと削るだけで良い感じ。実装テストは未だ。
パネルの継ぎ目消しは黒瞬着で。塗装はまたもパール系になりますんでプラパテポリパテは御法度。



あと、ペキモさんの製作記で出てたリアフェンダーもプレスラインを弄っておきました。ここ、ムルシエラゴでも無視されてたんだけど、金型設計的に厳しい部分なんですかね?
 外装で気になるのはこの2箇所くらい。エンジンフードから前方に延びる二本のダクトは、もうちょっと前方に延長した方が感じが良いかな?と思わないでもないですが
印象としては1mm以下の僅かな違和感なので現状は弄らずキットのまま。

 タミヤならこのまま塗装にGOですが、なんせフジミなので使えるパーツを全部用いて一応全体的な仮組みをしておく。

エンジンフードのチリが若干合わなかったので固定の上面出し。リアエンドパネルにも盛大な継ぎ目が出るので黒瞬着で処理。
あとはひたすらバリや干渉部位の切削処理に勤しむ。かなり使い回された金型を用いてる部位は、バリが凄いことになってました。
あと、ドア下のサイドパネルも別パーツなのですが、強度がヤワだったので裏からリブ代わりにプラ板当てて補強。
 ウィンドウパーツは結構覚悟してたんだけど思いの外フィッティングは良好。カウンタックとは大違いである。
 このキット、リニューアル後も一部ビス止め組み付け部分が残っていて、塗装後に初めてねじ込むと色々と問題が生じる可能性があるので
この仮組み時点で入念にタップを切っておく。他にもインストに何カ所か「削れ」指示のある部位を、インスト指示は無視して現物合わせで切削処理。
 フロントボンネット上のランボエンブレム用の凸モールドはあらゆる意味で邪魔なので、エンブレム中心が判るように小穴だけ開けてモールドは除去。
サイドのプレート用の凸も同様に切削。リアエンドのグリルはムルシと異なりこの状態からでも後付可能。前後バンパーは、塗装後に接着した方が色々都合が良さそうです。

 思いの外サクサク仕事が進みまして、もうボディーの塗装工程に突入してもイイ感じ。目下実写画像を参照しながら一応粗探しの真っ最中。


 で、ちょいと気になるのがリアタイヤの位置。もうチョビッとだけ後方に軸中央をシフトさせた方がイイんかな?ホイールハウス内を真っ黒に塗っちゃえば許容範囲の違和感に収まるかな?
 
 毎度毎度、ここまでは早いんだここまでは。ここからが問題(笑)

コメント (11)
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