がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

機械モノは動かさないと腐るの巻

2015年09月09日 | ホームシアター&エンタメ

「マッハ!無限大」ってのを観てしまいました。

トニー・ジャーの出世作と言えば「マッハ!!!!!!!!」(!は8つよ♪)なわけですが、

マッハ!!!!!!!! 予告編

この時の日本の配給会社が謳った宣伝文句が「CGを使いません」「ワイヤーを使いません」「スタントを使いません」「早回し編集をしません」「最強の格闘技ムエタイを使います」

ってものだったんだけど、今度のはムエタイを使うとこだけ同じで後は全部やらかしてるという曰く付き(笑。で、そもそも「マッハ!!!!!!!!」ってのは時空を超えた三部作シリーズで

実は既に完結してるんですよね。

マッハ弐!!!!!!!!

マッハ参!!!!!!!! 日本語版予告編

ちなみに、弐と参は最初のがエラい売れたから勢いで作っちゃった武侠物で、原題もシリーズ通名を用いながらストーリーの関連性は弐と参が繋がってるだけというテキトーシリーズ。

で、トニー・ジャーの主演作としては、これとは別に「トム・ヤム・クン」と、日本人が主演の「スキヤキ」レベルのテキトータイトルのアクション映画があるんですね。

映画『トム・ヤム・クン!』予告

これがまたすげーテキトーな物語で時系列とか話の辻褄はどうでも良くて、とにかく肉弾アクションが凄まじいのが売りな訳です。

一応、大事にしてた弟とも言うべき象がさらわれたので、単身オーストラリアまで出掛けまして己が拳で象を取り戻すという動物愛護物語なんですが、

「象ってそんな簡単に運べるか?」とか「そもそも悪人が必要なのは象の牙とかで、生きたままわざわざ運ばんでもイイんじゃね?」とかはどうでもよく、

とにかく象を取り戻すために鬼神の如きムエタイ術で悪漢どもに鉄槌を食らわす映画になっとりましたんですな。ちなみに「マッハ」は仏像が拉致されます。ニンベンが付いてる方の「像」ね。

 で、今度の「マッハ!無限大」ですが、実はタイトルは「マッハ」でも、その実は「トム・ヤム・クン」の続編なんですな。テキトーdeathなぁ。

「トム・ヤム・クン2」公式予告編 日本語字幕付

元は「トム・ヤム・クン2」として公開されるはずが、何故か蓋を開けてみると「マッハ」が冠せられていてヤヤコシイにも程がある。っつー事で、今回さらわれるのはニンベンの無い方の「象」です。

主演は勿論トニー・ジャー。更に本作では

阿部寛まで出て来たトンデモ格闘少女アクション「チョコレートファイター」のジャージャー嬢も共演ってことで、アジアンバカ映画好きのオッサンはもうパブロフが観察した犬の300倍の涎をダダ漏れさせてました。

映画『チョコレート・ファイター』予告編

 共演は他にも自性北斗の拳マニアのラッパーRZAとか元MMA総合格闘技選手のマレセ・クランプまで出て来てキャスティング的には凄いモノが観れそうだったんですが、

が、

が!!!!!!!

なんかトニー・ジャー主演作としては大幅にスケールダウンな印象。今回は、どうも本国では3Dで公開されたらしく、それを意識した演出が随所にあるんだけど、これがもうウザすぎてダダ滑り。

おまけにCGは90年代初頭のPCエンジンのゲームのOPムービーレベルのショボいCGだし、その上物語の展開なんて繋がり無視して話がすっ飛びまくってるもんだから、

バカ映画からB級アジアン映画に格下げになってた感じでしたな。殊更、ジャージャーの使い方が勿体なさ過ぎて残念。まぁ、彼女も本作撮影時には既に三十路目前でしかも結婚直前、

スタジオ側とも色々トラブってたらしく、そうしたところも影響したのかもしれんですね。

そうそう、タイの有名な女優さんも出演してるんですが、彼女の衣装↑な感じの衣装になってて笑っちゃいました(笑。エロいと言うよりアホにしか見えん(笑

 

 

 さて、412T2にくっつける小物(ミラー・ヘッドレスト・ステアリング・テールライト等々)の下処理が済んだのでプライマー吹こうと思ったんですが、

1年半位前にガンプラのサザビーを塗って以来のエアブラシを使おうとしたら、掃除したはずだけど不完全だったのかニードルが固着しとりました。

長らく使ってなかったのでトリガーも渋くなってたり、そもそも本体が埃まみれで汚れておりましたので改めて大掃除。ついでに、製作机周りも大掃除。

↑、これでも一応片付いたんですが(^^;)。9月号のモデグラ風に解説すると、

①は塗装エリアですね。エアブラシハンガーとエアテックスのツインファン塗装用ダクト+簡易設置型換気扇。このツインファンって生産終了しちゃったらしいですね。

②はイレクターを机の上に転倒防止措置を施した上で乗っけてます。イレクターの横にはオプションのハンガーを横面に設置してツール&マテリアルを置いてます。ニッパーの類を引っ掛けるのに便利。

③はメタルラック用のハンガーを窓の上辺に引っ掛けて吊し、そこに各種棚ハンガーを引っ掛けて色々置いております。使う物を次々机の上に出すとあっと言う間にカオスとなるので、この棚に色々置くようにしとるわけ。

④は乾燥ブースとマテリアルボックス。マスキングテープだの各種ゲージ類だの、あとはコードやチューブや布地等の特殊な素材もここの棚の中に色々入れております。

⑤は塗料保管用ストッカー。此処のストッカーは、市販の薬瓶を使用して、調色した色やロット買いしたクレオスの塗料を一本にまとめたりしたのをストックしています。

⑥はイレクター型メタルラック。ここには、積ん独ストッカーからあぶれてしまった宿無しキットを取り敢えず住まわせているほかに、クレオスやフィにシャーズの1本単位で購入した塗料とか、缶ペなんかもストックしております。

⑦は良い子の1/43専用ボックス。扉付の棚ですが、この中は主に1/43のキットを収納しております。それから、所有してる全てのキットのデカールもジップ袋に入れた上でクリアファイルに綴じ、
基本的にはこの棚の中にストックしています。そうそう、各種ゴムタイヤもこの中だな。

⑧は研磨ペーパーや金属線・金属板、プラバン・プラ棒等々の加工用素材をストックしているキャスター付き7段ストッカー。天板の上に色々置けるので、作業用の補助台としても重宝してたりします。

製作環境としてはイッチョマエにアレコレ揃ってるのに、もう1年半も完成品が無い上に製作も殆ど停滞とか、我ながら勿体ないな~と最近思えるようになってきました。一時は此処に座することさえ億劫になってましたよ。

 

で、今回メンテしたエアブラシ。今回、完全に死んでたWAVEの0.3/0.5のハイブリット式を処分しやした。ニードルとノズルを交換するだけで両方の径で使いこなせる製品で、

結果センター精度が全くダメな事を除いては、かなり乱暴な使い方も出来るので、サフだろうがポリカ用塗料だろうが散々使いまくってたんですが、パッキンの類が総じてゴム製だったので、

とうとう塗料をダラしなくダダ漏れさせるようになったばかりか、エアまで漏れてガッタガタになったので、OHを諦めてポイしやした。その代わりに導入したのが⑤のトリガー。

①がメイン機種でタミヤのダブルアクション0.3mm。タミヤのって何処のOEMかは知らんがタッチも良くって吹き味も柔らかくガツガツしてないから使いやすい。

②はクリアー専用で使用してるクレオスの0.5mmLWA。クリアーは他色と混ざると困るので専用にしている。0.5mm径でチョイと厚高めで吹くなら濃いのもいける。

③は車模型では殆ど使う機会が無いクレオスのFWAプラチナの0.2mm。ノズルキャップが☆型なので、細武器でも吹き返し飛沫を最小限に抑えつつ極細吹きが出来るとこがミソ。

④はメタリック・パール系、及び先述のWAVEのブラシの引退の影響でサフ吹きまでやらされる事になるクレオス0.5mmLWA。カップ直付けなので掃除も楽。

⑤が新投入のクレオス0.5mmLDWのトリガー。新投入つっても、ブログの履歴調べたら昨年の正月明けに買ってた模様。で、まだ使ったこと無い(笑。

まだ使ったこと無かったんで気付いていなかったのだが、このブラシのノズルって、センターだけじゃ無く爪状の両サイド部分にもエア穴が開いてるんですね。ここからエアが出ることで、
実車のペイント用エアガンみたいに塗料を縦や横に吹き出しながらムラ無く面何時に大面積を塗れるという優れものである事を今頃知りました。模型倶楽部の例会で、「あのクレオスのブラシ、
爪部分からもエアが出る構造だったら、まんまプロ用のエアガンと同じ事出来ますよね」と本職自動車整備士のお仲間に言われましてね、「へ~、プロ用ってそうなってんだ」とか言いながら、
アマゾンの商品画像を拡大してみて穴が開いてるっぽいことを発見!で、家で確認してみたらホントに開いてた(笑。まだ使ったこと無いというか、タミヤの312Bで使おうと意気揚々だったのに、
その後またもや失踪したので未だ検証出来ておりませんでした。つか、検証する日が来るんだろうか。

と、まぁこんな感じで、全部ちゃんと動くようになり、コンプレッサーの水抜き&オイル充填も済ませて動作確認。これにて、やっとこプライマーを吹くことが出来ましたなり。

この手の機械系ツールは、ちゃんと使ってやんないとダメですな。

コメント
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