昨夜、ちょっと片付けしてたら、スンゲェ大きな段ボール発掘したのね。で、中身を調べると、
デイトナが出て来てビックリしたw
他にもね、ユニオン/エレールのA110とタミヤのディスプレイケースCの大人買いが出て来た。
デイトナの展示会出品のブログ記事を探すと2013年の8月に出て来たので、どうやら5年前の箱らしい。
っつーことで、完成から5年も経過してしまいましたが、展示会に間に合わせるのに手が一杯で完成画像を撮ってなかったので
この機会に撮ってみました。
張り切って前期型を選んだものの、フロントマスクの構造に問題が有ったので、結果として大工作大会になって時間押しまくったな~。
フジミのエンスーキットは難物が多いですが、このデイトナとか288GTOは比較的作りやすい部類です。ただ一点、ボンネットはマジで鬼門。
車キットにスミ入れはしない事にしてるんですが、このキットはボンネットを開閉可能にしてしまったばかりに、
墨入れした方がバランスが良いという事になった様で施しちゃってますね。ともかく何度も言うけどボンネットが鬼門のキット。
ボンネット開閉で製作して、ピッタリ閉まってる完成品を見たことが非常に少ないって位の鬼門。仮組み段階でキッチリ煮詰めないと
ボンネット裏側にもビッシリとモールド入ってますからチリ合わせは簡単じゃないよ。私はちゃんとやってなかったんだろうと思ったら
過去記事探してみると、どうやら結構頑張ったけど最終的に修正したはずのソリが戻ったらしい(笑
そのボンネットの中身は、過去画像見た感じ結構頑張って作ってたっぽいけど、開けようとしたらミシミシ言うて開かない。
自作したダンパー関係が金属だったけど、ひょっとして半田使ったから腐蝕した?
内装も頑張って作ったようですが、キットノーマルではドアは固定でウィンドウパーツも年代物なだけあって
完成後の訴求力は殆ど無いかと。スパイダーだと丸見えになるから作り応え塗り応えあるですよ。
給油口の墨入れが良くないな~。なんで墨入れしちゃったんだろうと記事を読み返すと、
どうやらその時点で遙か昔のお手つきキットをサルベージして作っちゃったようです。
このキットは、前回の328同様アホみたいに積んでるから、お手つき捨てて新しいの降ろせば良かったのにね。
そういうところが貧乏性故なんですねぇ。
このキットのウリであるボラーニワイヤーホイールですが、プラ製とは思えない精密な再現度。イタレリのキットの
ボラーニホイールも頗る繊細ですが、このフジミの出来には及ばない。一方で、インチサイズがデカいんじゃないかと。
車高下げたら、ホイールアーチ内の収まり方がムチャクチャ窮屈になりました。一方で、同社の512BB系にはピッタシらしく
デイトナにはボラーニとクロモドラの2つのホイールが入ってますんで、タイヤさえアフターパーツで手に入れれば、
デイトナを買うとBBのタイヤ問題も同時に解決すると、512BBが発売された頃に一部で話題になりましたな。
リアセクションで問題が有るのは、そのリアの車高が高すぎること、そしてテールランプが飛び出しすぎてること。
テールランプは、一見簡単そうに思えて、4つ全部を同じ様に縮めるのがタイヘンなのです。土台部分とクリア部分の
両方がデカすぎるっていう事なので、作業の面倒くささを考えると二の足踏んじゃうな~。今回は踏んじゃってスルーしてます。
デイトナって、個人的には好きな車なんだけど、キットには恵まれていないんですよね。ハセガワが250GTOとか250TRとか、
所謂クラシックフェラーリを商品化してくれた時期がありましたが、あの当たりの売れ行きも芳しくなかったのかもね。
フェラーリ好きにはメジャーでも、一般層にはマイナーだったって事かも知れません。