桃太郎 ↓ の猫バージョン ↑
気になって作ってみたんです。 全員猫。
一応犬色、サル色、キジ色。
サル色の茶色はなんだかタヌキみたいに…。
まあ、猫はお団子もらっても忠誠を誓ったりしないだろうし、
一致協力して何かをやるって感じじゃあないですけど。
鬼ヶ島に何しに行くんだろう…。
桃太郎 ↓ の猫バージョン ↑
気になって作ってみたんです。 全員猫。
一応犬色、サル色、キジ色。
サル色の茶色はなんだかタヌキみたいに…。
まあ、猫はお団子もらっても忠誠を誓ったりしないだろうし、
一致協力して何かをやるって感じじゃあないですけど。
鬼ヶ島に何しに行くんだろう…。
ネットカフェじゃなくニットカフェ。
2月の Cocokara展覧会で、すごいニット作品を見て以来、ニットにはまってあれこれ編んでいて、しかしニットって孤独な作業で、(まあ物を作るときは大体孤独でしょうが…)、どうやらニットカフェというものが世の中にあるらしく、それって編み物好きが集まっておしゃべりしながら編み物するのかな…?と、探してみました。
で、みつけて行ってみたのは、編み物教室のようなニットカフェで、ケーキとお茶が出て、そこにあるキットを買って、スタッフ(というか先生)に要所要所を聞きながら仕上げるというもの。
私が作ったのはウサギの編みぐるみのキット ↑ 。
各パーツのつなぎ方とか、顔のかわいい仕上げ方とか教わりました。
カフェの4時間では仕上がらなかったですけど、なかなか楽しかった。
「宮沢賢治 ねこの事務所」より
『軽便鉄道の停車場の近くに、ねこの第六事務所がありました。…』
と始まる物語です。(以下『 』 内は本文より抜粋)
宮沢賢治の童話の中では、銀河鉄道の夜 や よだかの星 、注文の多い料理店、のように有名ではありません。私も大人になって読みましたが、衝撃(ちょっと大げさ)を受けました。
ねこの「いじめ」の物語です。
副題は …ある小さな官衙(かんが)に関する幻想… お役所の中の出来事です。
それにしてはマトさんたち穏やかな顔をしてますが、リアル猫では深刻すぎるので、
着ぐるみを着て、「いじめ」を考えるロールプレイング劇…という設定。
『 事務長は大きな黒猫で、少しもうろくしてはいましたが、目などは中に銅線が幾重にも張ってあるかのようにじつに立派にできていました。
さてその部下の、
一番書記は白ねこでした。
二番書記は虎ねこでした。
三番書記は三毛ねこでした。
四番書記はかまねこでした。
かまねこ というのは、生まれ付きではありません。生まれ付きは何ねこでもいいのですが、夜かまどの中に入ってねむるくせがあるために、いつでもからだがすすできたなく、ことに鼻と耳には真っ黒にすみがついて、なんだかタヌキのようなねこのことをいうのです。
ですからかまねこは他のねこには嫌われます。
けれどもこの事務所では、何せ事務長が黒猫なもんですから、このかまねこも当たり前ならいくら勉強ができても、とても書記なんかになれないはずなのを、40人の中からえらびだされたのです。』
(順番から行くと一番小さいマトが かまねこ になりますが主人公なので一番大きいのにしてあります。)
かまねこは外見がきたなくてマイナーな存在のようです。
(黒猫もどうやらあまりメジャーではないらしいことが読んでとれます。)
このかまねこがいじめられるのです。
いじめにはいろいろあると思いますが、
ただ単に性別とか、出自とか、皮膚の色とかで今まで差別して排除していたものが、自分たちと同じ土俵に上がってくる。
そしてその者が仕事もできない、使えない、ということなら今までどおり差別していれば気が済むのかもしれないですが、それがまじめで仕事もてきぱき、心がけもよく、上の覚えもいい…、となると俄然いじめに入るというパターンがあります。
このかまねこがそうでした。(プラス、ちょっと不器用)
で、じわじわと先輩ねこがいじめ始めるのです。
そして、初めはかばっていた事務長の黒猫もとうとうあてにならなくなり……。
「よだかの星」はみにくいよだかが鳥たちにいじめられて、最後は死んでしまいます…。
(星になったということですが)
このねこの事務所のいじめ劇はどのような結末をみるのでしょうか…?
この続きは、ウェブで… 、 じゃなくて、物語を読んで。
(ヒントは後ろに見えてるライオン。)