漫画、コミックは割と苦手の部類だと思っていてあまり読みませんでした。
漫画は情報量が多すぎて、絵と文と両方見ないといけないし、顔のアップの多用はうるさいし…なんだか疲れる絵もあるし…と。
ところが、最近漫画づいています。
というのも時々こちらにコメントを下さる春さんのブログを見たら、まず
「アシガール」「ごくせん」「高台家の人々」について書いてあって、前2作は同じ題名のテレビドラマをやっていたのは知っていましたが、漫画が原作だったのか…と初めて知り、全部同じ作者だったというのも驚きでした。
とりあえず「高台家の人々」を読んでみて、笑えました。
話の展開はまあ理想的な感じで、絵も好みですが、主人公の妄想場面には笑えました。ちょっとこらえるのが大変なくらい。電車で読んではいけません(電車で漫画は読まないけど)。
続いて紹介されていたのがこの「海街diary」で、
絵が好きじゃないと困るので漫画サイトで試し読みして(^^;)、続きが気になるので、娘に頼んでメルカリで購入してもらいました。全9巻です。
鎌倉の景色がきれいで、(もちろん内容もですが)、ああ、あそこだ…。
そのうち落ち着いて電車に乗って出かけられるようになったら鎌倉や江の島に行きたい(聖地巡礼というのかな…(^^))。
これは9巻もあるし、絵も見ないといけないし、セリフも小さい字でたくさん書いてあるし、読みでがありましたが、ずいぶんと気持ちよく読めました。
なぜなら、登場人物が大体善意の人たちばかりだから、と後で気が付きました。
出てくる中学生たちもみんな素直でいい子…。たまに自分のことだけ考えて勝手なことを言うような人物は小さく雑に描かれてすぐにいなくなる(笑)。
悪意を持って主人公を陥れようとするような人物が描かれていると読むのが嫌になります…。
ディズニーのアニメでも(アニメだからか)、大体悪役が出てきて主人公が騙されたり、周りの者が扇動されたりする場面で嫌になってどうも見る気をなくすのですが…。
あの「アナと雪の女王」でも、何でそうなるのか、訳の分からない王子様が後半暗躍して嫌になってしまいます(そこで豹変する必要もないのに…と)(^^)。
今興行収入で話題になっているあのアニメも絵が怖そうで、恐怖や怒りで目をむいた顔のアップも沢山ありそうで、だめだと思います。(^^;)
ここのところ退屈で、他県にいる長男に、読み終わった本を送ってと頼んだら、
「死命」「死人狩り」「行方」とか刑事もの推理ものの怖いのばかり送ってきた、というのもあったからかも。
これは結構面白かったです。
でもまあ、全体にお話とはいえ誰か死んでいるから、解決はしても気分がいいとは言えない…。
海街diaryは背景の絵もきれいで、情報量が多かったので、もう一度ざっと読み返してもいいかな。人物関係がちょっとごっちゃになっているので。