図書館でこの本を見ていたら、
「トッポンチーノ」という見出しの物が…。初耳でしたが、どうやら赤ちゃん用の小さな小判型の布団。イタリア語。これで抱っこしていて、そのまま寝かせられる(寝たと思って布団に下ろしたら泣き出す…という背中スイッチが入りにくい)し、抱き方に慣れない人にも抱きやすいとか。
簡単に作れそうで、布はうちにあるが、綿がない…。
材料の綿100%綿(わた)250g、どこで売っているのかと考えたけれど、ネットで検索したらすぐに出てきて、なおかつ、「トッポンチーノやペットのクッションに最適」とあった。そんなに有名だったのか、トッポンチーノ!。
そこでその日の夕方注文クリックしたら、次の日の夕方、石川県から届いた!便利な世の中になったものです。
上の本は、丁寧な作り方写真付きだったので、ご指示通り、取り出してから綿を畳み、
S字に縫って
布団側(袋布)に入れて、五か所を糸でしばって留める。
あー、作りながら昔々うちの母が布団(大人用の大きな布団)を作っていたことを思い出しました。
(綿埃が出るので)締め切った部屋で姉さんかぶりをして、打ち直しに出した綿を広げて縦横に重ねて、はみ出した部分は手でそっとちぎってまた重ね…して、これも自分で縫った布団側に綿を入れて、そして出来上がったらこうやって留めていました。何かつやつやした糸で留めていたような。
昔の主婦は布団が作れた…自分はもう作れないし、そのような文化は私には伝わらなかった…としみじみ思いました。布団を作れるような大きな座敷もありませんが、まあ、小さい座布団くらいなら綿を買ってきて作れるということが分かりました。
トッポンチーノは完成品を買うと一万円前後かかるようですが、綿は送料込みで1500円くらい。作り方もネット検索でたくさん出てきます。便利な世の中。
布はうちにあるもの。布団側は、かつてハワイアンキルトで使った残り。ウサギのダブルガーゼは先日間違って買ったもの。替えのカバーのこの布は↓、30年以上前に買った端切れ。かわいいので取ってあったのが日の目を見ました。
最近作った中ではなかなかのヒットでした。