先日とても暑い日に世田谷美術館に行ってきました。
このこぐまちゃんシリーズの本は家に二冊ありますが、正直なところこのオレンジや黄色の色合い自体はさほど好きではありませんでした(^^;)。すみません。
ただ、世田谷美術館のHPを見ると他にも絵本がありそうなので(きれいな絵で)早々に行ってきました。
すると入ったとたんにきれいな色合いの絵本の原画!
何という絵本かも見なかったのですが、雪の山のキジやキツネやそのほかの動物の、色や形の落ち着いてきれいなこと!
この原画による絵本は、出たところのショップで売っていると思いまして、絵本の名前も覚えなかったのですが、ショップで売ってたのはこぐまちゃんシリーズだけ…。
もう一つ別の絵本の「おばけのどろんどろん」の原画もとても好みの色合いで…。
これは「おばけのどろんどろんとぴかぴかおばけ」の一節。
このおばけシリーズの最初の「おばけのどろんどろん」ではカエルたちと睡蓮の葉の上で集っているおばけの絵がやはりとてもきれいな色合いで、ぜひとも欲しいと思ったのですが、これもまた売っていません。
アマゾンでも売っていなくて、そのほかの古書店でも売っていなくて、メルカリでも…。(「…ぴかぴかおばけ」だけは今でも売っています。)
それでは図書館…と探したら、何と言うこと!世田谷区の図書館には無くて、狛江市の図書館にありました。早速予約しましたが二人待ちです。
以前に黒ゆきこ著のフェアアイルの本も(古書でたまに出ますが五桁です)世田谷区の図書館に無くて、調布市立図書館まで借りに行ったことがあります。
さて、美術館の展示を見ると、このこぐまちゃんシリーズ、幼児のことを考えて色々工夫されてて(色合いが好きじゃないなんて言ってすみません)
このホットケーキが焼けてきたシーンでは、「はい出来上がり」、のところが空のフライパンだったそうで、
子供たちが、ホットケーキが消えてしまった…と思ったという声から、お皿に乗った形に変えたとか、
冷蔵庫の形が古くなったので新しくしたとか(これは古いタイプ)
最後にお皿を洗って「ほら、泡のホットケーキだよ」というのも、泡だらけはいかがなものか…という声があって、普通に水を貼ったシンクに変えたとか…。
泡のホットケーキはスポンジの泡を乗せればできますけど…。
その他「保育の友」だったか、多分専門書の表紙の原画も多数あり、どれも素敵な色合いのものでした…。
もう一度くらい行って最初の絵本の題名確認してゆっくり見たいと思います。