「あまちゃん」以来朝ドラは見ていなかったです(始まると消すかチャンネル変えていました)が、今回オープニングのアニメと歌に惹かれてつい見てみました。いろいろ宣伝もしてたし。
どうやら戦災孤児の主人公が(まだ子役)、引き取られた北海道の酪農家から一人で東京へ行こうと出ていくところで、その後が気になって見てみることに…。
そうしたら帯広(?)の繁華街で靴磨きをしているシーンがあり、どうでもいいことですがその子の髪の毛がさらさらつやつやできれいにカットされてて、やっぱテレビドラマだよなーと思い、でもその後が気になって時々見ていて、この夕飯のシーン。
ステキなカーディガンを着てるじゃないですか…。
多分このドラマと時期が重なると思いますが、このころ父の仕事の関係で札幌に2年間ほど住んでいました。小学校低学年でした。
そこで母がセーターをせっせと編んでくれていましたが、機械編みでした。機械編みなので中細の毛糸です。
ところが、このカーディガンはどうやら並太糸くらいでしょうか?だとすると手編み。
夕飯シーンなので普段着だと思いますが、袖口とか前立てとかぴしっとして全く緩んでないし、汚れていない。編み上げたばかり。お父さんやお母さんのカーディガンも素敵でした…。
手前のピンク色のカーディガンを着ている子(この家の実子)はこの時代に、この土地を出て大学に行くと言って勉強しているから、結構リッチで自由で平和な家庭という設定かもしれないですが、…。
このカーディガンに使われている糸は、かつて母が「霜降り」と呼んでいた糸で、母の編み物ノートにカタカナで「シモフリ・誰々セーター」とか書かれていたのを思い出しました。
我が家が札幌から東京に戻ってきた頃から、この並太毛糸での手編みや縄編みが流行ってきたのか、母も編んでいたと思います。
その後スキーのシーンも出てきて、当時のスキーを思い出して懐かしかった…。
その頃のことを覚えている人もまだ沢山いる状況なので、当時の物を用意するのも大変だろうな(^^;)と思いつつ。
さて、来週はどうなるでしょう。
この主人公はこの家の長男との結婚話を即行抗議して断ったけど、こんなに自由にはっきりとはモノが言えない性格や立場で、ほかの才能も特にないし、ほかに身寄りもないし…でそうせざるを得なくて労働力として留められた人たち…も沢山いただろうと思い至りました。
テレビドラマというのはセリフがどんどん出てきて、つまりみんなどんどん喋っているのがまず不思議な感じで、よく咄嗟にこんな難しいこと言えるなあ、と思います。かといって、顔のアップで間を持たせられても、見ていてむず痒いような感じで…。だからあまり見ないのですが。これは次が気になる(^^;)。