いつになく真剣。
「何か、虫がいるんですよ!」
これ以上高く上がれないです。冷蔵庫の上です。
猫雑貨の 「犬家猫八」 さん http://nekohachi.jp// に納品しました。
アップされましたのでのぞいてみてください。
手前右、ちょっとデブ猫です。
宮沢賢治 セロ弾きのゴーシュ より
お話では、ゴーシュは男です…、どうやらセロはあまりうまくないようです。
それに最初ちょっとゴーシュが乱暴な物言いをするのであまり感じよくはありません。
でも、この、猫、カッコウ、たぬき、野ねずみと登場してくる動物はそれぞれくせがあって面白く、この動物たちがやってくるたびにゴーシュはだんだん素直に優しくなってきます。
猫はトマトを「おみや」に持ってきます。ゴーシュの畑のです。
この猫が生意気だといって、「印度の虎刈り」 という曲を勢いよく弾いて猫を驚かせます。
カッコウには「なぜやめたんですか。ぼくらならどんな意気地ないやつでも喉から血が出るまでは叫ぶんですよ」と言われます。
そのカッコウが外に出ようとして、何度も窓ガラスにぶつかっては下に落ちるので、とうとうゴーシュはその窓を蹴って壊して、そこからカッコウは飛んで行きます。
たぬきの子供は、太鼓を叩いて合わせるのですが、
「ゴーシュさんはこの2番目の糸を弾くときはきたいに遅れるねえ。なんだかぼくがつまづくようになるよ」 と言われてはっとします。
野ネズミはただ子供の病気を治してもらいたくてやってきます。青い栗を持ってきます。
どうやら床下で動物達がゴーシュの弾くセロを聴いていると、からだ中の血のめぐりがよくなり、病気も治ると評判らしいです。
で、セロの孔からネズミの子供を入れてやって、ごうごう弾いてから、パンをお土産にやって帰します。
そうやっているうちに、ゴーシュのセロの腕前は本人も気づかないうちに、見違えるほどになるのです…。
というお話。