横浜の大倉山記念館で、Cocokara (私がマトを置いてもらってるお店です) 主催の展覧会があります。
ちょっと遠いです…。駅から坂道も登ったりしますが、素敵な記念館と公園です。
お近くにお越しの節はぜひのぞいてみてください。
最寄り駅は東急東横線の大倉山駅です。。
本場ロシアの作家さんの作品。(日本のインターネット店で購入)。
メゼーニ塗りはロシアの北部のアルハンゲリスク地方の伝統的な模様、塗り方だそうです。
ずっと以前一度だけロシアに行ったとき、蚤の市で購入した「ロスピース(絵、模様)」という本にも紹介されていて、どうやらかなり伝統的な模様らしいです。
赤と黒で鳥や馬が一筆でさらさらと描かれていて、かき方も示されていますが、真似のできるものでもなく、伝統に裏打ちされた技術だなあ…と思いました。
アルハンゲリスクというところはサンクトペテルブルグよりさらに北、北緯65度くらい。
以前に「アルハンゲリスクの亡霊」(ロバートハリス著)、というのを読んで、これはスターリンの秘密文書に絡んだ結構恐ろしい小説で、アルハンゲリスクが出てくるのですが、かなり雪深く寒そうな村でした。
小説のイメージが先行してしてしまいましたが、寒くて夜の長い冬だから、このような明るい模様が描かれるのかな、と思いました。
こっちはやっと雨(雪)が降りました。降ったらふったで寒い…とかぼやいてます。
雨が欲しい。
バリ島からのメールによると、あちらは最近こういう(↑)天候が続いているそうです。
雨が欲しいけど、これじゃあ…。
晴れてるとこのくらい素敵なんですけど…。(写ってるプール、同じです…)
雨は欲しいけど、
ここまでくると、ちょっとつらいかも…。
でも、ここのところ東京辺りはひどく乾燥していていろいろ大変です。
マトリョーシカの作業をしている部屋は寒いので、エアコンをつけて作業する。
すると、あっという間に目玉が乾く感じがしてきます。
濡れタオルを吊るしたりしてますが…。
そろそろ雨が欲しいです。
本場ロシアではニス塗りをどうしてるかというと、
私の持っている本によると、
一つは工房のニス塗り職人(女性)が手で塗っている。…素手です。
なんだか英語で書いてあるのでよく分からないけど、手についたニスはあとで油で落とすらしい。
写真でみる限りでは、女性は手でマトを転がして塗ってるようなんですが、素敵なワンピースとか着てて、作業着じゃないところが不思議。
もう一つは、マトを横ならべにくしに刺してニスのプールにどぼん。
リンゴ飴のよう…と書いてあります(日本語)。
この写真の作業者はゴム手袋をしてました。
いずれにしても共通なのが、マトを開かずに上下合わさったままニスを塗るところ。
私は、これをやると、ニスが乾いたときに上下が離れなくなる恐れがあるので、上下離して塗って乾かします。
(写真は、2度塗って乾かしているところ)
何度か書きましたが、不思議なことに、マトは同じサイズに見えても、ハマグリのように別のものとは上下かみ合いません。
まあ、絵も別のとは合わないけど、一回に2~3組ならば混乱しないけど、本場の工房ではそんなことしてたら大変でしょうから、上下つけてニスを塗るんでしょうか。
金沢・諸江屋 の「福徳せんべい」 なるお菓子があることをお菓子の本で知り、ぜひ実物を…と長い間願っていました。
しかしお菓子屋は遠く加賀の国。しかも販売はお正月限定と聞いてかなり遠のいていました。
それがなんと、このお正月に玉川高島屋で取り扱い!というので張り切って行きましたが、
なんか簡単に透明の袋に入って棚に並べてありました…。
それでも感激!。
米俵や打ち出の小槌の形をした最中の皮に、めでたい人形をかたどった金花糖や金沢の土人形(手前2つ)が入ってました。
土人形は食べられません。
縁起の良い形なんだそうです。
(宣伝写真では、マトリョーシカに似た姫だるまが入ってたんですけどね…)
最中の皮は味がないので、金花糖をかじって甘みを取るらしいです。
ところで、父方の祖母がこの金沢市の長町の出身らしいことをわりと最近知りました…。
漢字ばかりの古い戸籍謄本によると、金沢市長町河峯○○番地…から嫁いできたらしいと。
河峯という地名は現在はもうないです。(グーグルで調べても出てこなかった)
私は一度も金沢に行ったことはないし、河峯についてもう聞きようもないですが、そのうち一度金沢市長町を訪ねてみたいと思っています。
もちろんお菓子の諸江屋と、あめの俵屋にも行きたい。