布マスク その２

初め冗談かと思っていた布マスクが冗談ではなくなってきました。↑３歳の孫用に作ったマスク。

　こちら大人用。

そうこうするうちにお国から噂のマスクが送られてきました。

左は２０～３０年前に花粉症対策で買ったマスク。廉価な不織布の使い捨てマスクが出回って不要になっていました。両者、サイズはほぼ同じ。古い方が分厚いです。３０年経っても特別に進歩した仕掛けはなかった…。

そして洗うと縮むという噂通り、縮みました。それでこのマスクを覆う布マスクを作りました。

　

この布マスクは単独で使うには薄いので、あくまで内側にガーゼマスクとか不織布のマスクを入れて使う用。

そして今、何が不足しているかというと、耳の部分のゴム…。近くの、手芸用品店が入っている百貨店は閉じてしまったので１００円ショップへ行くも、品切れです。ゴムは貴重品なので、内側のゴムは外して利用することに。

お国のマスクはただのガーゼ…となってしまいました。（いやさすがにソフトでいいゴムを使っていらっしゃる。）

そのうち１０万円給付の手紙が届くらしいですが、その時にこのマスクを「おまけ」のようにつけて送っていたら、このようにあれこれ言われずに、送料も安く済んだのに…。残念です。

 

 

 

持ち手つきの横長かご

家にいる時間が長く、編み物縫い物等の作業部屋を片付けていたら、クラフトバンド３０メートル巻きを発見。何か作って片付けよう…。

ということで「和のかごとざる」（高宮紀子著）から、持ち手つきの横長かごを作ることにしました。網代編みに挑戦。

しかしこれが相当な苦戦を強いられました。テープ二本ずつずらして組むだけ…と思っていたら、中心線は一目だし、角の立ち上げは訳が分からなくて、回しては直す、回しては直すの繰り返しで無限ループに陥った感じ。「割と不親切な本ね…。」と文句を言いつつ…。

しかしまあ、なんとか抜け出して出来上がりましたが、これを作るのに2日がかりでした。竹のお弁当箱の形でした。あれはもっと細かくてしっかりしてますけど。

やり方を覚えているうちにもう一つ作ろうと、今度はまた山ほど残っているＰＰバンドで。

底を組んだところ↓。中心線と角へ向かう部分は一目。奥深い…。

やはり角の部分を組んで立ち上げるのは混乱しましたが、その後はワシャワシャと…南の島のヤシの葉陰で吞気にカゴを編んでる感じ（＾＾；）。

こちらは一日で出来ました。でもどちらも手が痛くなります。力の入れ方が悪いのかもしれないです。

クラフトバンドはほぼ使い切りましたが、ＰＰバンドはまだ残っています。

風薫る…

心弾む季節なのですが…。

今日ツバメの声を聞きました。毎年どこに巣を作るのか、この季節鳴き声を近くで聞きます。

こいのぼりは世田谷総合運動場。↓左の建造物は陸上競技場で、アメリカ選手団の練習用とかで、改築してたもの。

今日の多摩川はいつもの所ではなく、二子玉川兵庫島に行ってみました。

昨日の大雨で濁流になっています。

振り返ると上流、国道２４６越しにいつもの多摩水道橋のアーチが見えました。

今日の多摩川 4月１４日

本来なら心浮き立つような季節なのに…。

土日月と家に閉じこもり。

今日は、閉館しているスポーツクラブの一人オリエンテーリングみたいな簡単企画。

いつも歩いている河原にポイントがありそれを見つける…。

途中時々知り合いと行き会うのですが、お互いマスクして少し離れてこんにちは、と手を振って（＾＾；）。

ここは宿河原堰。昨日の大雨で多摩川は濁っています。

空中のチリは洗われたようです。

野川で鯉がバシャバシャしていた

60歳以上は家から出すな、とか…。いや買い物はいいとか…。

それで買い物ついでに遠回りして今日は自転車で野川のビジターセンターの方まで。野川のこの辺りの緑地や遊歩道は子供連れや中高年の散歩で結構賑わっていました。お互い離れていましたが。

野川の浅瀬では鯉が集まってバシャバシャ。深いところもあるのに。　

産卵の時期なのでしょうか？

野川のカワウソ。↓昔は沢山いたのかな？　

　

ビジターセンターから野川を離れて東の方へ抜けて成城4丁目緑地を少し上ると、この発明の杜市民緑地↓。

なぜ発明の杜かというと、この上の建物は「樫尾俊雄発明記念館」（カシオの創始者の私邸とミュージアム）。予約で見学できますが、今は閉館中。

かなり広い私邸からこちらの崖下に降りてくる庭園の一部が解放されています。

樫尾邸から崖を下って成城4丁目緑地、さらに下って野川、野川を下れば多摩川…。

　

野川の八重桜。

瀬田四丁目旧小坂緑地

国分寺崖線に沿って昭和初期に建てられた旧小坂邸。邸宅は上の方で、庭園が崖に沿って下っていて、緑地として開放されています、

二子玉川近くのこの崖線に沿った辺りは昔著名人の別邸が沢山あったそうな。

この時期なので邸宅の方は閉まっていますが、庭園というか緑地は大丈夫でした。

ここはカタクリの小さな群落があることで知られています。もう終わりだろうと思ったら最後の一輪。

庭園緑地は登り下りがあり、ぐるっと一回り800歩くらい。これを５周位すれば坂道もあり山に登った感あるだろうと思いました…が、2周で終わり。

　

さながら深山幽谷の趣（＾＾）。

↑密度はこの位。

今度ちゃんと心構えをしてここで５周するかな…。

布マスクと森鴎外「最後の一句」

布マスクの型紙が新聞に出ていたので作ってみました。

これ、ウイルスを防ぐことはできませんが、自分がうっかり咳をしたりくしゃみをしたりしたときに、白い目で見られないで済むというか…飛沫が飛びません。

マスクを作りながらというか、武漢でのウイルス騒ぎや横浜のクルーズ船の騒ぎが起きたあたりから、ちらちらとこの森鴎外の「最後の一句」を思い出していました。子供の国語の教科書に載っていた短編です。

国民に布マスクを配るというニュースを聞いて、とうとう改めて読み直してみました。

元文三年というのがいつなのか知りませんが、江戸時代。

船乗りの父親が他人の罪もかぶる形で死罪を申し付けられ、それを知った16歳の長女が自分の命と引き換えに父親を助けてくれと、願書を書いて奉行所に持っていく。…

（色々あって）…お白洲で取り調べが行われ、最後に佐々という奉行が「…それでもいいか。」と聞くと娘は………「お上のことには間違いはございますまいから。」と言い足す。

　この言葉が「ただ氷のように冷ややかに、刃のように鋭く」、反抗の矛先が奉行だけでなく役人一同の胸を刺す。

奉行たちはこれに感動したということではなく、「やな感じの子供…」という反応で同情もなかったようでしたが、当時の行政司法の原始的な機関が自然に動いて（さらに上の方にお伺いをたてて）処刑は延期、そして京都の天皇関係の行事で死罪はご赦免…となるという話。

「お上の（なさる）ことに間違いはございますまいから」😥

 

　さて何年も前、なぜだったかも忘れましたが、マスクの品不足が起きた時があり、ドラッグストアの棚に残っていた「小さめマスク」をうっかり買ってやはり使い物にならなくて、それがずっととってありました。

これを布マスクの内側に入れて使おうかと思います。

その箱にも、「マスクは感染を完全に防ぐものではありません」と書いてあります。まあ私はこの程度でいいです。

お上へ：完全なやつを医療関係者に配って下さい。

岡本公園（近場の公園）

静嘉堂文庫美術館の下、丸子川に沿うような公園です。

ホタルの季節にはこの↓囲いの奥の小川でホタルの鑑賞ができると聞いています。

昼頃に行きましたが、午後2時を過ぎるとさすがに混んできました。手前側の広場には遊具もあり、ちょっとザリガニでも狙える(今はいないけど)池もあり、近場の子供の遊び場です。

丸子川にかかる桜。鬱金桜（ウコン桜）でしょうか？

丸子川親水公園のヤナギも芽吹いてきています。