古い羽織をほどいて、ワンピースにしました。
参考にしたのは、NHK「素敵にハンドメイド 5月号」
これ。
前に普通の生地で一つ作ったのですが、この羽織生地で作って、とリクエストがありまして…。マタニティーでも着られるワンピースです。
実家を整理した時に持ってきた着物の一つですが、母がこれを着ていたのを見た覚えはないので(物心ついた時から着物を着た姿は見ていない)60年以上は経っていると思われます。うちで一番乾燥しているであろう所にしまっておいたのですが、ほどいていたら、かび臭が…。
あまり汚れていなかったのでほとんど着ていなかったようです。不思議なことに木綿の仕付け糸は引っ張るとするっと抜けるのに、縫い糸(絹?)は抜けなくて、ぶちぶち切れたりしました。
ほどいて、洗って、干して、アイロンがけ。
私は、生地のことはよくわかりませんがプリントじゃなくて、織りの模様。
絹かな?薄い生地でしたが、何枚か重なったところはミシンの針が入りづらくて、はずみ車を持って回しました。薄いけれど、目が詰んでいる感じです。
羽織の紐も、模様の一つと色が重なっていて、洒落ていました。
とはいえ、このまま箪笥の肥やしになるよりは良かったかと。
反省としては、家にあったカタン糸で縫ってしまいましたが、もっと細い番手のシャッペスパンで縫えばよかった…かな。