「元気ないみたいだけど、大丈夫?
」 …。
と言ってくれてるような猫。
ロンボクの写真を引っ張り出して見てたら出てきたものですが、この時確かに疲れてはいました…。
こんなふざけた看板の食堂でランチを待ってるときでした。がらんとしてて、ランチよりはディナーが主力のようで、食堂の人が夕食に向けてパタパタとテーブルを用意してました
。
ロンボクは魚料理が主流ですが、海岸のこんな所↓で釣り…!
沢山いました。漁師さんだと思います。
船はこんな感じ…。ちょっと乗るのは怖そう。
上の猫の名誉のために言っておくと、食事が出るよりずっと前にやってきたので、エサのおねだりではなく、挨拶のようでした…。
蚊取り線香の季節になりました。
これはロンボク焼きの蚊取り線香ポットで、ロンボク島で作られています。
ロンボク島はバリ島の東にある島で、バリから国内線の飛行機でで小一時間で行けます。
このロンボク島に3年前に行きました。
ロンボクはインドネシア語で唐辛子という意味で、唐辛子はこの島の特産品らしいです。ただ、インドネシアでは唐辛子は「チャベ」の方が普通で、「ロンボク」はちょっと大きな品種。
「ロンボク ブカン チャベ」→「チャベじゃなくてロンボクだよ」
(ブカンは否定詞)…というようなロゴのついたTシャツが島で売られてました。
そのロンボクのホテルの近くのひっそり地味な博物館のようなところに結構雑に展示してあったロンボク焼き… ↓
奥の箱にはSUGAR、手前の箱には Merry Christmas と書いてあります…、その右は線香立て…。 (全て展示品)
ホテルの周りの、やはりひっそりとしたお土産物屋でこのような蚊取り線香ポットを買いました 。
ロンボク焼きは素朴な味わいの素焼きの器で、窯ではなくて、ココナツの殻を燃やして焚火のように焼成するようです。
そのせいか少々もろくて、欠けやすいので、このように周りに籐を編み込んだものも多いです↓。
その他
左奥は灰皿、右奥はソープディッシュらしく、底に溝があり穴も開いてますが、やけに深いので、台所でスポンジ入れにしています。
また、上の亀の蚊取り線香ポットはぎざぎざが上下かみ合う場所を探すのが大変…(そのくらいおおらかで、自由に作られているってことですね)。
先日薪カゴ風を作って、
この脇の口が90度、もち手のつく上端も90度というのがどうも気になるというか、わけありというか、どこかで見たというか…。
そして、だいぶ経って思い出したのがあずま袋。
とりあえず、あずま袋を作ってみました(便利な世の中で、ネット検索すると作り方はたくさん出てます)。
布は伊勢木綿という、幅が38センチのもので、布端が「みみ」になっているので始末が簡単です。
これを(底の角を折りこんで)薪かごにかぶせてみると、ぴたりっ!
あー、嬉しいです…。
そこで、家にあった布でもう一つ「薪カゴ風あずま袋」を作ってみました。
この布は、母が50年近く前に刺繍してカバンか何かに仕立てて、その後ほどいたもの。
よく見るとシミや焼けなどの汚れも見えますが、捨てられなかったもの…。
布は袋に縫うとしっかりしますね。
見た目は五角形。底は正方形です。…って別に数学好きなわけではないですが、どうでもいいことを思いついて、何か出来上がるのはうれしいです。 しかもそれが再利用品だとさらにうれしい。
この形のかごを薪かごと呼ぶらしいです。確かに薪を入れて運ぶのに最適な形です。
これを時々見かけて、どうやって作るのだろう?きっとやり方さえわかれば簡単に違いない…。と思っていたら「北欧テイストのかご」(ブティック社) という本に載っていたので作ってみました(もちろん私の簡単な思い込みは早々に打ち砕かれて、結構面倒でした…)。
本当は白樺の皮とか、パイン材でつくるものですが、この本ではエコクラフトを使います。しかし、エコクラフトも結構高いので、とりあえず仕組みを知るためにクラフト紙ー有り体に言うと、買い物をしたときにくれる紙袋ーで作ってみました。サイズは縮小して、掲載作の5/6。
ばらばらのテープになったら大興奮… (テープは縦二つに折って使います)。
出来上がりに入ったらこんな感じ。
ただし材料が材料だけに非常に軟弱 …。猫の重みに耐えられそうにないし、中で爪を研ぎ始めたので、出てもらいました。もちろん薪など入れたら一発で壊れそう…編みかけの編み物入れにします。
(あ、本に書いてある通りエコクラフトを使えば軟弱ではないと思います…)
面倒だったけど、
斜めに編み進むのが面白くて
、こんなのも作ってしまった。
子供の夏休みの工作・課題に最適…と思ったけれど、夏休みの工作に頭を悩ますような小さい子はもういません…。
昨日、世田谷美術館でやっている展覧会(ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展)を見に行きました。(近いので…)
ここで、私は初めて本物の浮世絵をじっくり見た気がしました。
いわゆる美人画とか役者絵 があまり好きではなかったので、浮世絵全体に興味を持って近づいたことはなかったですが、今回初めて本物を間近で見て、ありきたりの言葉ですが…感動しました…。
歌川広重の、名所江戸百景 「する賀てふ(駿河町)」、「愛宕下薮小路」…。
浮世絵の風景画の構図や着想の素晴らしさは今までに何度も聞いたりはしていましたが、実物の迫力はやっぱりすごい。これ版画だよね…?と聞きたくなるくらい線も細かいし、色もきれいで、作中の人物も省略するところはして、それでいて動きがぴたりとわかる…。
(西洋の芸術家たちが日本の浮世絵や工芸と出会い、何を取り入れて新たな美を創造したのか…というテーマなのに、日本で、日本人が浮世絵の方に感心しているというのもおかしな図ですが…)
考えてみると、学校の図工・美術の時間には西洋絵画的技法で教えらえたし、西洋絵画を目にする機会の方が多かった。いわゆる日本画は教科書にも載っていましたが、浮世絵は小さく載っているだけ…。
広重を見て感動するのは、かつて西洋人が見た時と少し似たような感覚なのかもしれないと思いました。
行き帰り砧公園を突っ切りましたが、そこで今年初めてセミの声を聞きました。
前回咲いてから3年ぶりです。
ちゃんと面倒を見れば毎年咲くのでしょうが、冬に室内に入れておくだけなので、3年に一度くらいしか咲いてくれないのかも…。
プルメリアも白が好きですが、(↓こういうの)
だったら、夾竹桃の白を植えれば、という話になってしまうかな…。同じキョウチクトウ科の仲間だし…。
夾竹桃は強い植物らしく、高速道路沿いとか、工場用地とか(防火林のような役割)に植えられています。広島では被爆焦土にいちはやく根付いたそうです。
私の頭の中では、かつて夏休みに行った海の施設の正面に夾竹桃の大木があったことから、楽しい夏と強く結びついています(ああ、夏だ、休みだ!と)。
ただ、夾竹桃は毒性が強く、花も茎も根も要注意で、夾竹桃の枝を箸代わりにしてお弁当を食べて中毒事故が起こったと、誰かに聞かされました。
プルメリアの毒性はあまり書かれていないけれど、注意した方がいいです。
プルメリアの葉を取ると白い乳液様のものが染み出てきますが、触らない方がいいと思うし、猫は近づけないほうがいいでしょうね。
何をしたいかはっきりしない時、イマイチ気分がのらない時…、
片づけをします。ここの押し入れの左の上の段、とか決めて、この際不要なものを捨てたり、ないと思ったものを見つけたりして、気分がちょっとすっきりします。
しかし、子供が置いて行った段ボールとか見ちゃうと片付かない…。
(それにしても色も塗ってないじゃない、テキトーなんだから…。)
ところで、自分のブログは絵日記みたいなものだと思いました(絵を描かないで、画像を挿入するだけで済むのでありがたい)。
絵日記は本当の日記じゃなくて、誰かに見せるということを前提に書いているので(絵日記は少なくとも先生に見せる)、ちょっと楽しい事とかイベントをこぎれいにまとめてます…。
「○月○日、○○の花が咲きました。うれしかったです」とか
「○月○日、誰々と○○へ行って何々をしました。楽しかったです」とか…。
確かにブログには日記の機能があって、あれはいつだった?たとえば白いハイビスカスを買ったのは何年ごろだった?というのはブログを探してわかりました。
マトリョーシカも描くたびにブログにアップしてれば、えーと、あれはいつ頃描いたものだっけ…?というのがなくなると思うのですが、同じようなものばかりアップしてもつまらないし、すでにお客様の手にわたってしまったものは(もう自分のものじゃないので)アップしません。なので、「えーと、いつだっけ?」と言いながらピクチャのホルダーを探しまくるのです…。