画竜点睛 というほどではないけど、マトリョーシカに頬紅を入れると、とたんにかわいくなる。
頬紅は最後の仕上げ。これだけは化粧品のチークを使っています。
ところで、こないだ雑貨屋さんをのぞいていたら、「decopatch(デコパッチ)」なるものをみつけました。
薄い紙で、曲面にも貼れるというもので、見本として、豚の張子や菓子皿に貼ってあったので、これはいけるかと思って数枚購入。
ついでにdecopatch専用糊も、マストアイテムと書いてあったので購入。
これは、「糊」が特にすぐれものであったと、後に判明。
（薄くのびて、よくつき、すぐ乾く）
大きい子のプラトークは、マーブルチョコやラムネなどのお菓子の柄でしたが、曲面がきつくてかなり小さく切って貼ったので、判然とせず。
なにやら抽象画めいているけど、こういうアブストラクトなプラトークもいいかも。
（ロシア語の新聞紙は、白木を買ったときに包んであったもので、デコパッチではありません）。
このたびの大震災の被害に遭われた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
あまりの未曾有な被害に、ただ言葉を失っておろおろとするばかりです。
こちらで出来ることは節電すること、募金すること、祈ること…、位しか出来ませんが
電気だけでなくエネルギーや資源を節約する、買占めしない、風評に惑わされない…。
昨日街に出かけたら、スーパーなどの商店は節電のためということで少し薄暗くして営業してました。お客さんもなんだか静かに、しゅんとした感じで買い物してました。
これで充分営業できるのだから、これからもずーっと、この薄暗さで営業すればいいのではないか、また近くの百貨店も臨時休業してましたが、そもそも年中無休である必要もないなとも思いました。
募金も出来る範囲で、そして、原発事故は今も危険な中で色々な作業が続いてますが、ただただ安全に早急に収束されることを祈るばかりです。
マトリョーシカの説明：
もともとオーナメント用の白木を購入。オーナメントですが、開きます。
白木は、ろくろ細工で手作りなので、きついのやゆるいのがあり、ゆるいのはオーナメントにならないです（下が何かの拍子にはずれて落ちてしまう心配あり）。
そこで小物入れにでもしようかと。
正確にはマトリョーシカ形の小物入れ。
バリ島では、バティックをパッチワークにして袋物を仕立ててお土産物にするという定番アイテムがあり、土産物屋で早速購入。斜め掛けバッグです。
パッチワーク風プリントではなく、一応細かくミシンでパッチワークしてあります。
しかし、袋物にする前のパッチワークした生地が欲しい…と思っていたら…
ありました！↓
スミニャックのルーシーズ・バティックというお店。
このお店でももちろん上と同じようなバッグも売っていて、でも、だいぶ高い…。
で、同行のお友達に「へー、私のより高いねえ…」と日本語でつぶやいたら、店員さんが
「当店のものはすべてオールドバティックで作られています。
それにリバーシブル仕立てです…。
あー 、もちろんお客様がお持ちの物も素敵なんですが、そちらはニューバティックで…」
と、多分そんな内容で、インドネシア訛りの英語でぺらぺら…。
必要が生じると、わからない言語でも、通じるものなんだ…と感心しましたが、
うちの猫も
こんな風にドアの前で
しんねりと、困った風に、
ドアと人の顔を見比べていると、それは
「このドア開けて欲しいんだけど…」っていう意味。一言も発せずとも、通じるみたいです。
このオールドバティックのパッチワークの生地は、オールドだけあって、何回も洗ったやわらかい木綿の風合いが素敵…。
しかし、オールド過ぎて破ける寸前になった生地あり、しかも縫い合わせが雑…。
なので一度ほどいて、また、日本で縫い合わせました。↓
床に広げて具合を見ていたら、わざと乗ってきます。
この場合の彼の言い分は…。
