枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

白い化粧を終えて・・姫路城(その1)

2015-06-17 | 古いもの、昔の人
          この城は、このブログでもかなり以前に登場しました。
          説明の要は全くないほど有名な城。日本人が歴史的建造物で第一に挙げる
          のはやはりここ姫路城でしょうね。
          この度、5年越しの大天守保存修理工事を終えた城を訪れました。
          JRの列車からも、もうその真っ白な顔が見えていました。
          姫路城の特徴は何と言っても、5重6階地下1階の大天守と3重の小天守3基
          (東小天守・西小天守・乾小天守)よりなる壮大な「連立式天守」にあると言えましょう。
          大天守は、入母屋破風、唐破風(からはふ)、千鳥破風(ちどりはふ)などの様式
    
          に彩られ、壁面の全体が白漆喰総塗籠(しろしっくい そうぬりごめ)で覆われて
          いるのです。

          外国の言葉を多く聞きながら、多くの見学者の列を追い、白い漆喰の造形を
          振り仰ぎ、内部の暗みに古い木目を追っておりました。