尾道の古寺めぐりは、尾道駅の近くから始まり、東へ24の寺を巡りますが、
そのほぼ中央にあるのが天寧寺。24の寺のうち、塔婆を有するのは、この寺
のほか、三重塔が西国寺に、多宝塔が浄土寺にあります。
いずれも以前に紹介させていただきました。実は、この天寧寺三重塔もづっと
以前に載せたことがあります。何度訪れても、その度に新たな発見があり、
感動がある・・、私にはそう感じられます。
天寧寺は1367年開山の曹洞宗の大寺で、五重塔が建立されたのが、1388年。
その後1692年、傷みが激しく大破した塔の上二層を撤去し、今に見る三重塔と
して改修されたものといいます。その大胆な決断には、驚きを禁じえないですね。
そう言えば、三重塔にしては、厳つく重い感じ。様式は和様を基調に、扇垂木
など禅宗様を濃厚に採り入れたもので、軒下から見上げると、その木組みの
中に宿る、木の命を見る思いがします。
尾道の古寺めぐりのコースは、この寺の下を通っています。従って、コースを
辿っている限り、この塔を仰ぐだけで、塔の全体を見ることはできないのです。
ロープウエイに拠らず、歩いて千光寺への道を登り降りして、初めて、水道と
尾道の街並みをバックにした、この独特の三重塔の姿に出会えるのです。
この道で、ロープウエイの山頂駅から、下ってくるハイキングの人達によく会い
ます。「この塔ねー、昔は五重塔だったんだって・・」きまって、そんな声が聞こ
えてくる坂道です。










そのほぼ中央にあるのが天寧寺。24の寺のうち、塔婆を有するのは、この寺
のほか、三重塔が西国寺に、多宝塔が浄土寺にあります。
いずれも以前に紹介させていただきました。実は、この天寧寺三重塔もづっと
以前に載せたことがあります。何度訪れても、その度に新たな発見があり、
感動がある・・、私にはそう感じられます。
天寧寺は1367年開山の曹洞宗の大寺で、五重塔が建立されたのが、1388年。
その後1692年、傷みが激しく大破した塔の上二層を撤去し、今に見る三重塔と
して改修されたものといいます。その大胆な決断には、驚きを禁じえないですね。
そう言えば、三重塔にしては、厳つく重い感じ。様式は和様を基調に、扇垂木
など禅宗様を濃厚に採り入れたもので、軒下から見上げると、その木組みの
中に宿る、木の命を見る思いがします。
尾道の古寺めぐりのコースは、この寺の下を通っています。従って、コースを
辿っている限り、この塔を仰ぐだけで、塔の全体を見ることはできないのです。
ロープウエイに拠らず、歩いて千光寺への道を登り降りして、初めて、水道と
尾道の街並みをバックにした、この独特の三重塔の姿に出会えるのです。
この道で、ロープウエイの山頂駅から、下ってくるハイキングの人達によく会い
ます。「この塔ねー、昔は五重塔だったんだって・・」きまって、そんな声が聞こ
えてくる坂道です。










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