遅ればせながら、バレンタインデーへの思いを、私も少々綴ります。
シニアー世代でも、奥様から旦那様にバレンタインチョコを贈られたり、バレンタインディナーを振舞われた方もいらっしゃるようで、私はちょっと反省。
反省なんて、殊勝なものではないけれど・・・・・・(笑)
いくつ年を重ねても、遊び心のあるこのようなイベントへの参加を楽しめる夫婦って素敵ですよね。
商戦に乗せられているだけ、と分かっていても。
私は、そんなご夫婦に憧れてしまいます。
妹夢路が、チョコを贈ったと聞き、ちょっと驚き!(笑)
でも恐らく、我が家の夫と同様、ホワイトデ―のお返しなんて、何度逆立ちしても期待できないのでは。
期待しちゃ~だめよ。(笑)
私は、チョコ一枚も贈っていませんから、そのような優しい(?)気遣いに素直に拍手。
来年は見習いましょうか・・・・・・?
全くこのような行事には無関心で、ひとかけらの興味も持ち合わせない夫ですから、贈り甲斐はないのだけれど、今年は、渡しても良かったかな、と思える理由が一つありました。
一昨年の肝臓がんの手術後から、驚くべきかな、見事に禁煙と断酒を実行するに至った旦那様。
毎日晩酌の水割りウイスキーを欠かさず、煙草もヘビースモーカーで、書斎の壁紙は黄ばんでしまうほどだったのですが。
さすがに意志強固な人。
命に代えられないと、潔く一旦決断すると、きっぱりと断ち、その後禁断症状のようないらいらで私に当たることもなく、見事に変身。
娘達も、さすがパパ!と、感嘆し、驚いていました。
但し夫は、実は黙々と耐えていたのですね~
いつも書斎のごみくずかごは、空になったキャンデーの派手な包み紙が溢れるんばかりに。
病気を患う前は、甘いものへの嗜好は皆無といっていいほどの主人で、食後に勧めても絶対口にしない人でしたが・・・・・・
飴玉をしゃぶることで、たばこをくゆらせられない口寂しさを必死で耐え、禁断症状と闘っていたのでしょう。
ですから高級なチョコレートより安価なものをどっさりプレゼントすれば、意外と喜んでくれたかも。
口寂しさを、チョコレートで紛らわすことができたのでは、と思いました。
その上、チョコレートは動脈硬化の予防に効果がある健康食品。
ポリフェノールの含有率が高いようです。
さらに成分のカカオには、アミノ酸、たんぱく質、カルシウム、ビタミンE等も豊富に含まれているとか。
夫は痩せていますから、糖分の取り過ぎはさほど懸念しなくてよいので、うってつけの贈り物でしたのに。
こんな事にも気が回らない冷たい奥さんで、ごめんなさい!とちょっぴり謝りたい気分もしないでもないけれど、夫は全く意に介していないでしょう。
ところがです。
最近は、隠れて時折たばこを吸っていて、私が書斎に入ると、慌てて窓から投げ捨てたりするんですよ。(笑)
まるで子供みたい。(笑)
でもばればれ。(笑)
たばこの煙がお部屋に充満していますから、隠しようがありません。
一瞬嫌な気分になりますけれど、私が注意しても、素直にすぐ改める人ではありませんから、たまの喫煙に違いない、と思い、大目に見ています。
来年のバレンタインデーには、安価な明治の板チョコを30枚位プレゼントしようかしら。
或いは、口直しに最適な大きさの小さなハート型のチョコレートを数十個もいいですね~
毎日、一瞬でもハートの形を見れば、私の愛情が多少でも伝わり、日常の私への言葉かけが優しくならないかしら・・・・・・
なかなか良い戦略。(笑)
来年は実行に移す事を検討します。
昨夜の夕食 ポークソテーのアップルソース・えびサラダ オレンジ風味・コーンポタージュスープ