今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

続 この上ない喜び セカンドオピニオン

2012-05-24 06:11:11 | 暮らし

昨日は、、久しぶりに5月らしい爽やかなお天気に恵まれ、いつもなら、快適に家事が進められる日でしたが。

どうしたことでしょう。

相変わらず疲労感が抜けず、午後の仮眠も、いつもよりはるかに長めにとりましたが、だめ。

こんなことも珍しい、かれん桜です。

 

ここ数週間、いろんなことが起き、すっかり生活のリズムが狂ってしまいました。

そのせいで、体調までおかしくなったのかもしれない、と感じ、過去の家事の日程表のメモを取り出して、リズムを軌道修正したつもりでした。

そのおかげか、朝のうちは、よいテンポで働くことができ安心したのも束の間、午後になると、またぐったり。

仮眠を取っても、いつものように元気復活となりません。

しばらく我慢して、無理をせず様子を見るしかありませんね~

 

やはり、夫の病の完治近しの朗報で気が抜けてしまったのかしら。

又は、白アリ被害のショックからまだ完全に立ち直れていないのかしら。

妹夢路には、「心理的な影響によるのであれば、心配ないわよ。その内、元気になるわよ」と言われ、私もそう思いました。

 

今日は、昨日の続編を綴るお約束でしたね。

>夫は、長年、お世話になってきた最寄駅近くの病院で手術を受けるつもりでいました。

いよいよ手術の日程も決まりました。

そして、外科の先生のお話を伺いに、夫婦そろって診察室へと。

その時初めてお会いした外科の先生の印象が余りよくなく、私は大きな不安に襲われました。

その後、いかなる行動を私がとったかは、次回で説明させていただきます。

 

上記は、昨日綴った日記の一部です。

如何なる行動をとったか、お約束したからには、説明いたしましょう。

とった行動は、セカンドオピニオンを要望し、結局転院したことです。

その理由は、先生から受けた印象が良くなかったこと。

その詳しい説明は省きます。

もう一点は、病院そのものへの信頼が余りに薄すぎたこと。

私の両親が、医療ミスと言っても過言ではないような病院のずさんな対応で命を落としていましたから。

 

帰宅後、私は自分の気持ちを行動に移すべく、夫に内緒で、即動きはじめました。

まずネットで、肝臓がんの治療で名医と評判の高い医師を調べ始めました。

通院の交通の便も良い病院に絞る内に、希望にかなうドクターが目に留まりました。

しかしネットのみの検索では不安でしたから、楽天ブックスで名医図鑑なる刊行物を注文し取り寄せました。

それにも目を通した上で確認し、絶対的に信頼が寄せられる医師を選びました。

 

そして、早速、都心の或る総合病院に電話をかけた私です。

院長先生でもあられる、その医師による診察を受けるための予約の取り方についての説明を伺いました。

名医だからといって、特殊な手続きを踏むわけでは、全くありません。

電話予約をする際には、、これまで治療を受けてきた先生の紹介状を用意するように、と言われただけです。

 

さて困りました。

いよいよ手術も決まり、その説明まで受けた後で、紹介状を依頼するのは、何とも心苦しく勇気のいることです。

とても悩みました。

 

しかし、悩む以前に、病院を変わることへの了承を夫から得なければなりません。

これが、最初の関門です。

夫は、そんなめんどくさい事を、快く了解するとな思えませんでした。

私は、夫の書斎で、自分の願いを受け入れてもらうべく、必死で説明し、転院を勧めました。

名医に、あなたの命を預けて手術をして貰うことが、私にはいかに安心でき、心が安らぐことであるかを。

できる限りの言葉を駆使して、話した私です。

 

いつもは、とても頑固な夫が、その時は多少不機嫌そうな顔をしたのみで、意外にも、私の要望を素直に受け入れてくれました。

私の安堵は、人知れず大きなものでした。。

 

セカンドオピニオンは名ばかり、転院を決めたも同然の心情で私はいましたが。

長年、肝臓の治療でお世話になってきた病院です。

私には、紹介状を依頼する行為は、その恩を裏切る事のように感じられ、それを行動に移す勇気が、なかなか湧いてきませんでした。

悩みに悩みました。

そして心に浮かんだのは、その病院で検査技師として働いておられるご近所さんです。

奥様は、その病院の看護婦をなさっています。

 

その方に、ご相談に乗って頂きました。

そのお返事から、私の悩みが全く杞憂であることが分かりました。

「セカンドオピニオンは、今は、極、当たり前な事です。先生方が、それにより気分を害するなどと言ったことは絶対にあり得ません。」とおっしゃいました。

 

実際に、そのためにお会いしたドクターの応対も、実に快く、丁寧なものでした。

「手術を別の病院で受ける患者さんは、大勢います。

その上で、術後の治療は、この病院で行っても一向にかまいません」

とのお話でした。

 

その後は、すべてがスムーズに運び、名医と評判の高い医師の執刀の下、数回の手術も無事終了しました。

術後の経過も、すこぶる順調で、夫は現在の元気な体を取り戻す事ができました。

がんを引き起こす原因となるC型肝炎の治療のみ、毎週一回、最寄り駅近くの病院で、今も継続しています。

 

私は住まいが都心に近く、名医と言われる医師にも、割と簡単に会える環境にあります。

地方にお住まいの方は、必ずしも、そのようにはまいらないでしょう。

信頼の基準も、人それぞれで、名医図鑑に載っているような権威ある医師を好まない方もいらっしゃるかもしれません。

私も自分の病では、選ぶ基準は、もしかすると、手術の技量は人並みでよく、先生の人間性を優先するやもしれず。

 

夫の病気に際しましては、私は、なんとしても、元気になってもらいと願い、上のような行動に出ました。

そして、その先生に寄せる絶大なる信頼感が、いかなる手術でも、私を支え元気づけてくれました。。

 

夫の手術に当たり、このような経緯をたどった事に、今は心から満足している私です。

そのため、皆様のご参考に多少でもなれば幸いと存じ、お話しさせて頂きました。

如何なる医師であろうと、患者とその家族との信頼関係が何よりも大切であることを、しみじみ感じたこの数年間でした。

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