今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

母の日に寄せて

2012-05-14 11:06:22 | 家族

ここ数日、心に鉛を抱えたまま過ごし、明らかに疲労が濃くなってきた感じがする私です。

まだ、今は序の口。

これからが、大変ですのに・・・・・・

こんなことでは、先が思いやられますね~

自分に、えい!とばかり渇を入れて頑張らなくては・・・・・・・

 

そんな中で迎えた、昨日の母の日

次女宅に招かれて、お夕食をご馳走になりました。

     

 

私と夫は、午後から我が家に遊びに来たK君と共に、お婿さんのお迎えの車に乗り込み、次女宅へと。

母の日ではあるけれど、ママを励まし、パパの退院を祝うお食事会とのこと。

お料理は、イタリアン。

鯛のアックアパッツァ風、しま鯵のカルパッチョ、ミネストローネ、サラダ、パンでした。

アクアパッツァしま鯵のカルパッチョの何と美味しかったこと。

実に簡単な作り方のようですが、素材の旨みが出て、心から堪能させてもらいました。

                 

                 

    

       

 

私は、今風のお洒落な料理は苦手。

娘達が得意なイタリアンも苦手。

ですから、いつも、娘宅でご馳走になる心のこもった一品、一品には、新鮮な感動を覚え、美味しさもひとしおです。

そういえば、先週の週末は、近くのイタリアンレストランで、長女家からもご馳走になりました。

両家に、重ねて心からお礼を申します。

お心遣い、本当にありがとう!

 

さて、今日は、また孫の自慢話。(笑)

先週、長女家が我が家に訪れた時は、中学生になったばかりのおっとり型のR君の変貌ぶりに、驚かされたものでした。

突然、勉強に目覚めたかのような真摯な学習態度に。

ブログでも、その時の様子は綴りましたが、皆様ご記憶でしょうか。

 

今日は次女家の長男のK君のお話です。

                 

Mちゃんが、目を細め、嬉しそうに、言いました。

「ママ、ママ聞いて。先日担任の先生との個人面談があったの。K君、とてもほめて頂いたのよ。

授業中、先生が皆に向かって質問すると、先頭に立って、大きな声で発言するんだって。

そのせいで、先生は授業がやりやすいそうよ。」

「そう~それは良かったわね。K君は、小学生になってからも頑張っているのね。おばあちゃんも嬉しいわ」と、K君に私は語りかけました。

 

更に娘の話は続きます。

「先生が、K君は、常に全体が見えている。クラスにそういう子は、1~2名しかいない。」と言って、感心して下さったの。

実は、その日、学童でも、年配の大ベテランの方との面談が有ったのだけれど、全く同じことを言われたの。

それで、担任の先生からも同じ感想を述べられました、ってお伝えしたの。

すると、これ以上の褒め言葉はありませんよ。

凄いことなのですよと、おっしゃたの。」

良かった、良かった。

娘の日頃の苦労が報われたようで、次女の嬉しそうな顔を見て、私も共に、心から喜びました。

 

仕事と家庭の両立で、娘達の忙しさは、専業主婦の私には、推し量ることさえままなりません。

本当によく頑張り、母親業を立派にこなしていると思っています。

母の日とは言え、私は母親業を半ば卒業したかのような頼りない身です。

それに引き換え、働きながらの娘達の母親としての健闘ぶりには、頭が下がります。

心からの拍手を送りましょう。

 

長女は、電話で申し訳なさそうに、「仕事が余りに大変で、プレゼントの手配が遅れてしまったの。明日届くと思うから。」と。

「大丈夫?お仕事無理しないでね」と私は告げました。

「もう少しの辛抱だから」と応える長女。

仕事にやりがいを感じているのが、声の色や話し方のトーンで分かります。

母親として、長年の間に自然に身についた感覚でしょうか。

もうすっかり頼りなくなってしまった私ですが、年相応の母親の務めは、まだ残されているようです。

私も含め、それぞれの立場で、母の務めに励み、頑張っている我が家族、といったところでしょうか。

 

最後に、亡き母にまつわる、母の日の思い出を綴りましょう。

私も妹も嫁いだ時、郷里を離れました。

その後、お互いに、地方、海外の転勤も、共に経験しましたが、若い時代の大半は東京で暮らしでした。

ですから、母の日が近づくと、どちらからともなく、声がかかります。

「もうすぐ母の日よ。プレゼントを決めなくては」と。

お誕生日前にも、同じ会話が交わされました。

 

いよいよプレゼントを買う日になると、都心のデパートで待ち合わせた私達。

品定めには、いつも苦労しながら、姉の貫録で主導権は私が握っていたかもしれません。(笑)

「あれがいいかしら?でも、この方が、お母様には似合わない?」といった調子です。

早く決まると、心からホッとし、妹と、その後はレストランや喫茶店でいつまでもおしゃべりに花を咲かせ、郷里の母にも思いを馳せたものです。

 

その時に選んだ衣類が、この度の断捨離に向けた整理をしている時に見つかりました。

母がとても気に入り、愛用してくれていたものです。

花のように可憐で麗しかった母の笑顔に、とても良く似合ったセーターが、下の写真です。

             

           

母の日にちなんで、やはり最近見つかった、母の晴れ用のドレスの写真も、二点、思い出の品として載せることに致します。

   

水色の総レースのアンサンブルは、丈が長くて、私が着ることができそうです。

でも、余りに華やかな美しいドレスで、母のように着こなす自信は、私にはとてもありません。

大切な遺品として、母の日には、手元に置いて、母を懐かしむ手立てにしましょう。

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