昨日は、当地は幾分涼しい気候でした。
肌寒く、すっかり薄手となった衣類に、カーデガンを時にはおって暮らしました。
皆さまのところは、如何でしたでしょうか。
新葉が出てきたチェリーベッカー 今年は株が一回り大きくなり、可憐な赤い実をたくさんつけてくれますように。♪
夫の病も、一段落付き、爽やかな気候に、喜びいっぱい、快適な日々が送れるとばかり思っていた五月でしたが。
とんでもないことが、又我が家を襲い、せっかくの美しい季節を満喫するどころではなくなってしまいました。
聞くところによると、妹の夢路(プラチナのように輝いて)も、インプラントの処置が順調ではないらしく、顔がはれ、歯痛に苦しめられているようです。
何だか、とても心配。
脳に近いところですから、最悪の場合は、悪い細菌がそちらに侵入したら大変!
経過が悪くなるようなら、大病院で診察を受けた方がいいのではないかしら。
歯痛と言えば、我が家族にも、今となっては懐かしい思い出があります。
ロサンゼルスに5年弱、夫が駐在後、いよいよ帰国となり、その一週間前の頃のことです。
家は荷づくりの準備でごった返し、私は、まだ小学校6年生と4年生だった娘達の面倒を見ながら、大奮闘の日々でした。
処分したいものは、家の前で、ガレージセールを開いたりしたものです。
その様なある日、長女のMちゃんが歯痛を訴え始め、みるみる顔がむくんでいきました。
歯医者に連れて行かなければなりません。
帰国も迫り、日を追うごとに、忙しさは募る一方でしたが。
そんな私の事情を察して下さった仲良しのお友達たちが数人、交代で娘の歯医者通いを引き受けて下さいました。
本当にに助かり、感激したものです。
皆さん、前向きで、明るく、良妻賢母の鏡のような人達でした。
私は、この方達の薫陶の賜物で、在米中に随分成長できたと思います。
今も、尊敬してやまない素敵な奥様方のお話は、、本日の主題からそれてしまいますので、また日を改めてさせて頂きますね。
その時の長女の顔のむくみ方が、尋常ではなかったのを、今もよく記憶しています。
でもまだ若く、情報も乏しい海外のこと。
どこか呑気で、いろんな困難に遭遇しても、割とおおらかに乗り越えられたものでした。
しかし、この頃は、幸か不幸か、情報過多の時代。
そのため、余計な心配までして、ストレスを抱え込んで生きなければならなくなってしまいました。
ですから、娘が歯痛で苦労した時より、はるかに妹の症状が気になります。
白アリの件も、同じかもしれません。
ネットに掲載された写真等から恐怖感が一層増幅され、要らざるストレスを抱えてしまったようにも。
一社の見解だけでは気が済まなくなった私は、もう一社、やはり大手のリフォーム会社に電話をかけ、即、昨日、調査して頂きました。
見た感想は、ほぼ同じでしたが、あくまで予想に過ぎませんが、新しい見解も得られました。
更に、いろいろお尋ねしたことで、白アリの知識がいっそう深まったように思います。
我が家の場合、周辺を点検したところ、近くにあるはずの蟻の道が見当たらないようです。
それゆえに、空中を飛来していた白アリが、屋根に直接降りたのかもしれないと、のお話でした。
恐らく雨樋から漏れた雨水で、湿った木材の匂いを嗅ぎつけたのでしょう。
あるいは暖炉の煙突辺りに水漏れの個所があり、そのせいで屋根板が湿気てしまったことも考えられる、と。
煙突の周りには、水がたまりやすいとのことでした。
更に、目からうろこの、新しい知識は、白アリは木材に害を与えますが、決して木材を食べるわけではないそうです。
木材に付着した菌を好むのだそうです。
その菌が繁殖する好条件が湿気。
ですから、木材にとって、湿り気は、大敵!
無論白アリだけでなく、腐食などの原因となり、家屋の耐久性を短縮させるそうです。
湿気が、家のためによくないのは、常識的な事ですから、むろん私も、窓の開閉は、お天気に応じて、こまめに行っていました。
しかし、今回のような恐ろしいことに遭遇し、ますますその認識を新たにし、強めることに。
但し、これはちょっとホッとさせられるお話ですが、白アリはいつまでも同じところに居付くわけでもないようです。
女王蜂と共に、湿気を含んだ木材を探し求めて、動き回るとのこと。
ですから、トレリスの周りを飛んでいた白アリは、移動中で、一瞬我が家に立ち寄ってくれたのかもしれません。
招かざる束の間の来客さん達であってほしい、とひたすら願っています。
とは言え、我が家の被害は、短期間ではなさそうとのこと。
開けてみるまでのお楽しみ、といったところでしょうか。
最後は開き直りの弁。(笑)
もう既に起きてしまったことですから、くよくよしても始まりませんもの。
こうなったら、明るく前向きに、善処策を考えるしかありません。
ただ一つ、我が家にとり、思いがけない朗報を、私の思いつきが功を奏し、入手できました。
実現可能か、まだ半信半疑ですが、一部、長年かけてきた火災保険に含まれる補償の項目に該当するかもしれません。
壁が剥がれ落ちた日は、当地は、激しい雨で、突風が吹いていたからです。
このことについては、次回、ご報告させていただきますね。
今日もご訪問下さいまして有難うございました。
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