前日は小雨がぱらつく曇り空だったけれど、一夜明けるととってもいいお天気
前夜は家にいるときにはありえないくらい早く寝て、ゆっくりと朝ご飯をいただく。
こういうダラダラした旅行が大好き
チェックアウトした後、ホテルに車をおいたまま、松島の街をぶらぶら。
コロナ騒ぎでもっと閑散としているかと思ったら、街の中は思いのほかにぎわっている。
まずは、松島と言えば瑞巌寺。
ここも宮城のパワースポットらしい。
何度も来たはずなのだが、いつも周囲をうろうろするだけで、ちゃんと見ていなかった気がする。
どれくらいの樹齢なんだろうっていう杉並木。
すごい迫力だ。
東日本大震災の津波の被害にあい、全盛期の2/3ほどに減ってしまったらしい。
あの災害を生き残った杉に敬意を表する。
母や叔母が何十回も訪れながら一度も入ったことが無い、という本堂を見学してみる。
本堂の中は撮影禁止。
うぐいす張りの廊下が「きゅっきゅっ!」と可愛らしい音を立てる。
お庭がきれい
時を経て、ずいぶん色褪せてはいたけれど、欄間の総透かし彫りが素晴らしかった。
岩の中に組み込まれたこんな建物も。
なんかすごい
中に入ってみたかったな~
春休みの日曜日というのに、本堂の中に入る人はまばら。
おかげでゆっくり立ち止まりながら襖絵なども堪能できた。
せっかくなので、本堂の向かい側にある宝仏殿にも行ってみよう。
約3万点にものぼる資料を展示・収蔵しているとか・・・
歴史に弱い私たちは
「昔の人ってどうしてこんなに字が上手なんだろう~」などという
どうでもいいことに目が行ってしまう。
宝仏殿のガラス張りの入り口ホールからは、杉並木が見渡せる
こんな風に室内に外の景色を切り取ったように見せる作り方が好き
隣接する園通院の方にも行ってみる。
中は、紅葉の季節が美しいらしく、今行ってもねぇ~という母と叔母に従い、周囲をぐるぐる。
梅が綺麗に咲いている
紅梅と白梅のコントラストがお見事
なにやら、難しい形になったこんな木もある。
瑞巌寺・園通院を後にして、ホテルの駐車場に戻る途中にある瑞巌寺五大堂にも行ってみよう
下がすかすかの端を渡る
さして高くもないけれど、高所恐怖症の次男はめちゃめちゃびびってる。
ここでも、叔母のこれからの平穏な日々と、私たちの穏やかな暮らし、そして、一日も早くコロナ騒ぎが収束しますように・・・とお祈りしてみる。
大きな石が埋め込まれた石段がかわいい
「萩の月」を買って、「ずんだシェイク」を飲み、松島を後にした私たちは、このあと叔母の終の棲家を見学するため、仙台市若林区なないろの里に向かうのでした。