2月の中旬に体調を崩した。
日頃から恥ずかしいくらい丈夫で、風邪もここ数年ひいてないし、インフルエンザにはなったこともない。
ただ、1~2年に1回くらい、突然体力の限界が来て、体調を崩すことがある。
今回は喉が痛くなったな~、と思ったら夜中に耳が痛くて目が覚めた。
中耳炎にでもなったのかな、と思うがなったことが無いのでどんな痛みかわからない。
とりあえず、耳鼻科に行くと、「これはちょっと大変!」と鼻からカメラを入れられる。
喉になにかバイ菌が入り、気管がふさがりそうなくらい膿が溜まっている、と先生はおっしゃる。
ちなみに耳は異常ありません。
このままだと窒息してしまうので、すぐに点滴をします、
とベッドに案内された。
耳鼻科って点滴なんてあるんだ
と驚いたりする。
インフルエンザでも溶連菌でもないことを確認。
夕方もう一度点滴をし、翌日が休診日なので、その翌日にもう一度点滴。
腫れは引いても炎症が残り、咳が止まらない。
これって家族にうつりますか?
と聞いてみたら、
「ウィルスではなく、ばい菌なのでうつりません」
ちょっと一安心。
このころすでにコロナの話はじわじわと広がっていた。
その後、ちょっと喘息っぽくなってしまい、2週間ごとに吸入や気管支拡張剤などいただきに、病院と薬局に行っていた。
が、緊急事態宣言の翌日、薬が無くなりそうなので病院に行こうと思ったら、ネット予約はできず、電話で来院時間を指定。
エレベーターホールで看護師さんが待機していて熱をチェック。
病院の自動ドアは作動せず、看護師さんが開けてくれて中に入ると、受付の女性たちが完全防備。
マスクは今までと同じだが、ゴーグルと手袋を着用している。
あらかじめ電話で薬がほしい旨を伝えていたので、すでに処方箋はできていて、先生が受付のカウンター越しにお話ししてくださる。
会計を済ませ、処方箋をもって、向かいにある薬局へ。
いつものコースだ。
と、受付の薬剤師さんが処方箋を見て、咳止めがあることを確認し(というか咳止めしかない)
薬局の外に出てください、とおっしゃる。
申しわけありませんが咳の症状のある方は、中でお待ちいただけません、と案内されたのはここ。
お店の前にティッシュなどを売っている什器で目隠ししたコーナー。
こんな事とは思わなくて薄着してきてしまった。
前回と同じ薬なんだけどな~
寒い・・・。
ここで風邪をひきそうだ。
緊急事態宣言から一夜明けたらこんなことになっていました。
コロナウィルスは誰が感染しているかわからないのが怖いところ。
症状だけ見れば、私だって限りなく怪しいけれど、だからと言って検査してもらえるわけではないから、自分でもわからない。
わかりやすく咳の症状がある私が外で待っている間にも、症状のない誰かが薬局の中のベンチに座っているかもしれない。
恐ろしい💦
もともと温度差などで咳が出やすいので、このご時世 本当に肩身が狭い。
かと言って100%コロナの咳ではありませんとは言い切れないところが悲しい。
私のように、グレーな感じで病院から帰ってきた人たちの中には感染した人たちもきっといたはず。
そういう人たちが普通に満員電車で通勤し、仕事をして会食をして遊んで・・・
広がるのはあたりまえだよな~
わたしだって2月の最初の受診からどれだけ出歩いたことだろう。
今さらだけど、本当に今さらだけど、こうなってしまったらやっぱりSTAY HOMEしかないのかもしれない。
ちなみに、最初に病院に行ってから、すでに2か月ほど経過しているけれど、
濃厚接触者の家族や周囲の人たちは、今のところ至って健康です。
仕事も含め、たくさんの我慢を強いられる今、どうやって乗り切るか、真剣に考えないといけない。
休業しなければいけない人たちは「我慢」では済まされない。
マスクを配ってお茶を濁すのではなく、星野源さんとのんびりコラボしてるばかりでなく・・・ね