紆余曲折を経てやっと大学を卒業した次男は、今日から晴れて社会人。
入社式に参加して、明日から研修がスタート
となるはずだったのに・・・
コロナの影響で大学の卒業式が無くなったころ、入社式も中止の連絡が入る。
その後、配属先別に時間をずらして都内の本社に行き、入社手続きをする旨の連絡をいただく。
研修の場所やスケジュールも変更になった。
次男の集合時間は午後3時半。
前日の31日に床屋さんの予約を入れ、28日には新調したスーツを受け取りに行ってきた。
30日夜、食事をしながら小池都知事の会見を見る。
コロナの感染拡大はますます深刻な様子。
会見が終わってしばらくしたら、次男の就職先からメールが入る。
「4月いっぱい自宅待機だって」
・・・
しばし、家族は無言
次男の第一声は
「明日の床屋の予約、どうしようかなあ」
そこ?
その後のスケジュールはまた連絡します、とのこと。
当日持参する予定だった書類は着払いで送る。
彼はかなり緊張していたので、すっかり気が抜けている。
とりあえずは、内定取り消しではなかった、と胸をなでおろす。
4月1日は雨・・・。
庭の五分咲きの桜も濡れている。
結局彼は床屋さんに行って、小ぎれいになってきたが、今日は一日パジャマでだらだら・・・。
パリッとして出かけるはずだったのに。
何かとスムーズにいかない彼の新生活。
一日も早く日常が戻ってくるのを祈るのみ。