【斑鳩の王子】
作 輿水泰弘
演出 水田信生
2024/1/21 IMMシアター
雨の日曜日
前夜神楽坂で一緒にディナーをいただいた幼馴染と
明石家さんまさん主演の舞台を観に水道橋に出かけて行く。
彼女の今回の上京の目的はこれ!
水道橋にオープンしたIMMシアターのこけら落とし公演。
神楽坂はおまけ。
さんまさんが大好きなのだ。
前日、翌朝が雪かも、っていう予報だったので、
あらかじめチケットを渡して劇場内集合ってことにした。
彼女のホテルは最悪でも歩いて劇場に行ける距離。
幸い雪にはならなくて本当によかった。
帰りの飛行機も心配だし、ね。
今回さんまさんは聖徳太子の役。
動物とだって話せるのだ。
聖徳太子は一度に10人の話を聞き分けた、という逸話があるが
一人で10人分はしゃべってる
蘇我氏、物部氏など歴史で聞いたな~っていう名前が次々とあらわれるが
さんまさん以外は一人で何役もやってるので、
だんだん誰が誰だかわからなくなってくる。
宝塚の元トップスター、音月桂さんがまさかの馬の役。
でも馬だとしても立ち姿が美しくて見とれてしまう。
温水洋一さんとさんまさんの掛け合いはさすが。
温水さんはさんまさんのどんなフリにもしっかりついて行く。
例によってこれいつまでやるの?っていうのがちょくちょく出てくる。
常連の中尾明慶さんや山西惇さんも安定の面白さ。
中尾さんは奥さんの仲里依紗さんのことまでいじられる。
どこまでが史実でどこまでがフィクションなのかもはやわからないけど、
未来が見えるらしい聖徳太子が自分や息子たちの悲しい行く末が見えてしまうシーンが切ない。
時事ネタあり、映画のパロディあり、何でもありの舞台は
笑って笑って、時々じ~んとして、
休憩なしの3時間強があっという間に過ぎていく。
あ~楽しかった
ロビーではパンフレットのほかに、
さんまさんの後ろ姿だけの写真集が売っている。
ずいぶん前にやはり彼女と一緒に観たさんまさんの舞台
「七人くらいの兵士」のラストの後ろ姿がものすごくかっこよかったからなんだろうか、
なんて話したけど、5000円近い値段なので、さすがの彼女も買わなかった
【観劇メモ】七人ぐらいの兵士 - ゆるゆるらいふ (goo.ne.jp)
友人はこの後、夜の飛行機で札幌に戻るので、のんびりはしていられない。
水道橋から羽田は地味にめんどくさい。
一緒に羽田までついていって、30分くらいお茶をしたらお別れの時間。
お相手は違えど金曜日の夜から遊びっぱなし。
楽しい楽しい週末でした。
また、元気で会いましょう