年に一度、銀座の王子ホールで開催される、同郷の同級生の後藤悠仁氏のリサイタル。
10日あまり前のことになるが、癒しを求めて行ってきた。
後藤悠仁さんのプロフィールはこちら。
毎年11月に開催されるのだけれど、
昨年秋、予定はしていたものの、コロナの感染拡大に配慮して、5月に延期となった。
さすがに翌年の5月なら落ち着いてるだろう、と思っていたら、まさかの緊急事態宣言。
どうなるのかな、とちょっとそわそわ。
ご本人も、迷い悩んだらしいが、開催することにした、と。
このご時世、いつも一緒に行っている友人たちに声をかけるのも憚られ、母と妹を誘って出かけることにした。
行ってみると、なかなか盛況。
席はほぼ埋まっていたのではないだろうか。
演奏するのはこのお二人。
ヴィオラが後藤悠仁さん。
ピアノが清水将仁さん。
今回のプログラムはこちら。
毎年書いているように、クラシックには疎い😢
特にヴィオラの曲、となると一曲も知らないかも
ごめんなさい・・・
今日のプログラムで馴染みがあるのはベートーヴェンのロマンスくらい。
でもでも、
そんな私でも、ゆったりと楽しめるのがこのリサイタルのいいところ。
会場全体がフレンドリーな雰囲気で、敷居が高くないのだ。
曲名なんて知らなくても、美しく優しい音色にただ癒やされる。
特に、今のような毎日の中で、生で素敵な演奏を聴くことができるなんて、幸せなことだ。
そういう機会が激減して飢えていたせいもあり、眠くなることもなく、聞き入った。
自粛ムードの中、不要不急ではないかもしれないけれど、確実に心の平穏のための助けになったと思う。
ちょっとカサつきがちな心が潤ってときほぐされたようだ。
日本フィルハーモニーの首席奏者として活躍しながら、
40歳の時から自身のリサイタルを20年続けると決めたとか。
日本フィルでの演奏者としては引退し、現在は運営サイドで頑張っているが、個人としての演奏活動や指導者としての活動は続けている。
すごいな~、といつも思う。
ホントは今年が最後になるはずだったけど、昨年できなかった分を来年に持ち越すらしい。
聴かせていただける私たちにとっては朗報だ
来年は例年通り11月を予定しているとのこと。
そのころには平穏な日々が戻っていることを願うばかり。
穏やかな癒しの時間をありがとうございました。
来年の開催を楽しみに待っています
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