ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

元気で長生き

2012年10月25日 | ヘルス
仙台に住む叔母二人が母のところに遊びに来た

母の妹にあたるこの叔母たちは、いつもとても元気で、とにかくよく笑っている

このうちの一人、母の末の妹である叔母が、昨年末、肺がんを患った。

大震災直後の4月に、夫である叔父をやはりがんで亡くし、
震災のストレスや、看病疲れ、一人になった寂しさ、など
いろいろな要因が重なった結果かもしれない。

幸い、発見が早く、ごくごく初期の段階だったので、
手術と抗がん剤治療のおかげで、大事に至らなかった。

子供のいない この叔母は、私達姉妹を娘のように可愛がってくれ、
私たちの息子たちには自分の孫のように接してくれる。

抗がん剤の副作用で、一時期は髪の毛もすっかり抜けてしまい、
本当に心配していた。

夏休みに、長男が様子を見がてら、友達と泊まりに行き、
元気そうだし、髪の毛も元通り、と言っていたので、ちょっと安心した

もう一人の叔母は、この夏、長い間介護してきたお姑さんが他界し、
その後の整理におわれ、ようやく落ち着いたようだ。

そんな叔母達が、元気な姿を見せに、来てくれた。
せっかくなので、みんなで美味しいものを食べに行こう、ということで、
妹たちみんなのアクセスがいい、新浦安のホテルに集合

すっかり元気になった叔母は、食欲もあり、あいかわらずよく笑う

ああ、よかった

もともと一番元気なもう一人の叔母は、相変わらず、パワー全開

よく食べ、よく笑い、よくしゃべり・・・
あっという間にラストオーダーの時間に。

母も含めたこの70代3姉妹は明日、伊東温泉に1泊し、あさって叔母達は仙台に帰る。

無事回復してくれて、本当にうれしい

やっぱり、元気が一番

また、みんなで遊びに行きます。

元気で長生きしてくださいね













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江戸城めぐり

2012年10月21日 | おでかけ
次男の高校は、最寄の駅が九段下
武道館や靖国神社、お花見の名所千鳥ヶ淵、北の丸公園などが
すぐ近くにある、絶好のロケーション。



この高校の父母の会では、毎年、付属大学の講師の方がガイドとなって、
「江戸城めぐり」という研修会が催される。
昨年はなんとなくパスしたけれど、今年は役員ってこともあり、参加してみることにした

歴史は苦手なので、テレビドラマで観る程度の浅い知識しかない私
こんな近くにこういう場所があったことも知らなかった。

土曜日の朝9時に学校に集合してみると、結構な数の参加者に驚く
4、50人はいるだろうか・・・

先生がこのために作ってくださった、54ページからなる 詳しい詳しい解説付きの資料が配布される。

大学の先生が作ってくださっただけあり、かなりクオリティが高い

学校から一番近いのは、田安門。



ここをくぐると、すぐに武道館が見えてくる。

ここがスタートかと思ったら、大名行列が到着する、江戸城本丸の正門、
大手門から入る、という。
大名の気持ちになって、臨むらしい・・・

どこから入ってもいいのに・・・ぶつぶつ・・・

大手門を目指して、お堀の周りを歩くこと30分。



水はどんよりと濁っている。

すでにへとへとでたどり着いた大手門 高麗門。

 

高麗門をくぐると、右側に渡櫓(わたりやぐら)門が、ど~んとそびえたつ。



桝形の広場の西隅には渡櫓門の屋根に飾られていたという鯱が。

 

こんな入園票をわたされ、



同心番所の前に出る。



この少し手前に、売店とトイレがあり、約10分のトイレタイムの間、
こういうところの売店って何が売ってるんだろう、という好奇心を抑えきれず、
トイレに行かずに売店をのぞく。

手前のほうには、いかにも外国人観光客向けって感じの和風のおみやげ。
奥のショーケースには、皇室ご一家のカレンダーとか、写真集とか・・・。
菊のご紋のお財布なども売っている・・・
こういうところにこういうものが売ってるのね・・・
まだまだ知らないことがいっぱいだわ


見えてきたのは、どか~んと長い百人番所。



鉄砲百人組が大手三之門を警備したらしい。


左右に長く伸びる中之門を通り抜けると



大番所が現れる



「番所」とは、警備の詰所のこと。
江戸城には諸門に、御門番所があったが、残っているのは、前出の
同心番所、百人番所と、この大番所、らしい。

続いて、のべ32棟建てられたとされる、多くの櫓のうち、
幕末に一棟のみ残ったという、富士見三重櫓が見えてくる



関東大震災で破損し、解体復元されたらしい。

そして、赤穂浪士の討ち入りでおなじみ、松の廊下跡へ。

  

う~ん、ただの草むら・・・

ここで、先生の声のトーンがあがる。

「この辺りが、あこがれの大奥です。・・・あ、あこがれかどうかわかりませんが・・・」

あこがれだったのね

 

これは、大奥御納戸脇にあった、石室。

すでに、2時間以上歩いているへとへとの私たちに最後の関門。
石段を登って、天守閣跡へ。

 

天守閣を降り、北拮橋門で、最初に配られた入園票を返し、江戸城の外へ




それにしても、石垣の精度ったらどうだろう



こんな美しい曲線が石を積んで作れるなんて。
昔の人ってすごい

これで終わりかと思いきや、まだまだ行脚は終わらない。

北拮橋門を出て、拮橋を渡り、代官町通りに沿って三番町方面に進み、
北の丸公園に入っていく。

そこそこ、ご高齢の先生の足取りは軽い。
説明してくださってるときは本当に楽しそう

入ってすぐに、北白川宮能久親王銅像。



右奥の赤レンガは旧近衛師団司令部庁舎。


こちらは、近衛連隊の兵舎跡。
ルックスも含めての超エリートが集められていたらしい。



日本武道館を通り過ぎ、最初に入った田安門渡櫓の手前にある、弥生廟。
この日、最後の見学場所だ。



警視庁関係殉職者が合祀されているという。

「今、私たちが安全に暮らしていられるのは、警察の方たちが日々頑張ってくれているおかげ。
そのことに、敬意を表して、いつも見学の最後に立ち寄ることにしています。」

と先生がおっしゃる。

この日は、暑かったし、足も腰も痛いし、と思いながらも、
「はい、では18ページを開いてください!」
なんて、要所要所で、授業のようにしっかりと解説してくださった先生のおかげで、
歴史に疎い私でも、かなり楽しむことができた。

食わず嫌いせずに、いろんなことに参加してみるものね。

最初に入った田安門を後にして



見学が終了したのは12時半をまわったころ。
あさ、9時半出発から、3時間は歩いたことになる。

先生、ていねいな解説をありがとうございました。
保護者の皆さん、お疲れ様でした。

そして、私たちはこの後の昼食会会場である、
飯田橋のホテルメトロポリタンまで、さらに20分歩いたのでした



































コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またまた北海道

2012年10月19日 | 旅行
お正月、夏休みに引き続き、今年3度目の北海道へ

きっかけは高校の同級生である友人とのランチ

昨年、お父様を亡くし、体調を崩して仕事も辞め、
さらにこの春、18年を共にした猫ちゃんを亡くした彼女。

一時期は一緒にランチをする気力もなかったけれど、
ちょっぴり元気を取り戻し、
彼女のほうからランチに誘ってくれたのは、9月のこと。

気晴らしに近場の温泉でも行こうか、なんて話していたら、
なんと北海道2泊3日が2万円台
もちろん、飛行機、ホテル付

伊豆や箱根に行くより安いかも
行っちゃう

と突然決定

彼女とは冬の同窓会に一緒に行く予定で、飛行機やホテルも一緒に予約していたけれど、
諸事情から、直前でキャンセルし、とても残念がっていた。

ということで、今回は観光よりも、「会いたい人に会おうツアー」、となった。

私は冬に一度皆さんに会って、次はいつ会えるかな、なんて言って別れたのに、
一年もたたないうちにまた行くのはちょっと恥ずかしい・・・

そんな気まぐれな私たちを、故郷の友人たちは暖かく迎えてくれる

午前中のうちに千歳空港に着いた私達
オプションの1日1000円のレンタカーを2日間借りる
それでも、2000円

車はマツダのデミオ。
普段私が乗っている、トヨタのイストとほぼ大きさも形も同じで乗りやすい

千歳から、みんなが飲み会をセッティングしてくれている深川市までは100kmあまり。

夕方5時「つぼ八」集合

なんだかんだでお昼頃友人の運転で千歳を出発。
途中のPAで昼食にラーメンを食べ、深川に着いたのは、午後2時半頃。

ちょっと早いので、ICからほど近い、イルムの丘にあるカフェで地元の友人と合流

こんな素敵な教会がいつの間にかできている。




 

カフェの2階からは広大な景色



眼下の広場にはヒツジが放し飼い



お店の中にはいってきちゃうし・・・



予想以上に大きくて食べきれなかったバームクーヘンをテイクアウトにしてもらい、
友人の案内で、デートスポット、戸外炉(トトロ)峠へ

トトロの猫バスっぽいのがぽつんと・・・



こちらも、広大な風景。



心が洗われ、目の疲れが吹き飛ぶかんじ・・・

ここは、夜になると、街灯が、北斗七星や、カシオペア座、白鳥座に見えるように
配置されてる、という。

この日の夜、札幌に戻るときに、立ち寄ってみたら?と友人が提案してくれる。

さて、翌日が仕事の日曜の夜に、集まってくれた友人は7人。
本当にありがたく、申し訳ない

9時ごろには札幌に戻らなきゃなあ、なんて漠然と思っていたけれど、
あまりに楽しくて結局11時ごろまでいてしまった
みなさん、ごめんなさい

それぞれの顔ぶれをみると、高校時代は特別親しかったってわけではないけれど
どうしてこんなに話がはずむんだろう。
それは、東京で集まっても同じこと。
同級生って不思議だ。

余韻を残し、結構な雨の中、お酒を飲めない私の運転で、札幌へ

残念だけど、戸外炉峠はさすがにこの時間からは無理・・・

翌朝、もうすぐお引越しの友人が準備の合間に会いに来てくれ、
その足で私たちは小樽に向かう。

友人は市内を散策。
私は一人 車で、恩師のご自宅へ

高校の保健室の先生で、部活の顧問だったこの先生は、
私が、諸事情から大学をやめなければならなくなったときに
手を差しのべてくれた大恩人だ

事前の電話で、私と妹の設計した建物の写真を持ってきて、
と言われていたので、持参する。
大学生のころ、私が目指していた道に進むことができたことを、
心から喜んでくださる。

それもこれも先生のおかげです。
ありがとうございました

おそらく、70歳を超えてらっしゃるが、昔と全然変わらず、
颯爽としていらっしゃる。
そういえば、真っ赤なスカイラインで学校に来てたっけ・・・

レンタカーの返却時間がせまり、私はほとんど観光せず、
でも、お昼にしっかりお寿司はいただき、小樽を後にする。
当然、写真も・・・無い・・・

そして、その夜はススキノで、別の友人2人と4人で女子会(?)

最終日は別行動で、それぞれの会いたい人に会い、空港へ

怒涛の2泊3日、会いたい人行脚はついに終了

ものすごい充実感と、達成感、そして心地よい疲労感

今回の旅は、始まりからいきあたりばったり。
どちらかがとても計画的で神経質だったら、
楽しむどころかストレスだったことだろう

彼女と旅行したのは初めてだったけれど、本当に気楽で楽しかった(私は・・・)

そして、私たちは羽田空港で「ありがとう、またね」と解散

3日間の夢の時間はおしまい

家に戻ると、男性陣3人のお留守番のせいか、ほのかに生ごみの臭いがして
現実にひきもどされる。

でも、気持ちよく送り出してくれた、夫と息子たちにありがとうを

何より私たちの気まぐれな思い付きの旅に、
忙しい中、時間を割いておつきあいしてくれたみなさん、
本当に本当にありがとうございました

東京にいらしたときは、心からおもてなしさせていただきますので・・・

軽く1年分はエネルギーチャージできました。
また、がんばれます。

みなさんも、どうかお元気で




































コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボクの四谷怪談 ~シアターコクーン~

2012年10月14日 | 演劇
8月に観た、大人計画の「ふくすけ」に引き続き、
またよくわからない舞台を観てしまった

騒音歌舞伎(ロックミュージカル)ボクの四谷怪談

脚本は橋本治さん、演出は蜷川幸雄さん。

時代は

昭和51年にして文政8年、さらに元禄14年であり、しかも南北朝時代・・・

それでなくとも歴史に弱いので、すでによくわからない・・・

主演の民谷伊右衛門役、いわゆるお岩の夫はルーキーズでおなじみ佐藤隆太さん。
長身の立ち姿がステキ

名前とか、話し方とかは昔のそれだけれど、
いでたちはジーンズとTシャツ、という昭和の時代。

「忠臣蔵」で討ち入りを企てる佐藤与茂七に小出恵介さん。
いや~な人の役だけど、スーツ姿はやっぱりかっこいい

与茂七のいいなずけお袖に栗山千秋さん。
セーラー服姿は映画「キルビル」を彷彿とさせる
お顔が本当に小さい

非業の死を遂げるお岩には歌舞伎の尾上松也さん。
この人だけが、お決まりの白い着物で、一人だけ江戸時代。
生きてるときから幽霊っぽい

その他にも、麻実れいさんや勝村政信さん、勝地涼さん、谷村美月さんなど
豪華キャスト。

ミュージカルと銘打っている割には、みなさん歌がちょっと残念。
私が一番お上手と感じたのは、伊右衛門の腹違いの弟、次郎吉役の三浦涼介さん。
どなた?と思ったら、「仮面ライダーオーズ」の人らしい・・・
俳優三浦浩一さんの息子さんとのこと。

先にも書いたが、私は歴史がニガテ

キャストと演出に惹かれてチケットを買ってみたのはいいけれど、
歴史的背景を知ってたらもっともっと楽しめたのかな、とも思う。
これは、翻訳劇を観たときにも思うこと・・・

ただ、にぎやかな歌や、ハチャメチャで笑えるところもたくさんあって、
何も考えなければ、けっこう楽しめた。

最後のほうで、舞台後方の扉が全開し、外の道路が直接見える。

道路を歩いてる人がびっくりしてこちらを見ている
道路を歩いてる人からは、いきなり、まともに客席がどーん、と見えるのだから、
それはびっくりするわよね

この演出は、何年か前、やはり蜷川氏の演出した
大竹しのぶさん主演の「メディア」でもやってたような・・・

その時は、夜だったのでそんなに人は歩いておらず、車が通るくらいだったけれど、
今回はまっ昼間、土曜日の午後・・・

けっこうな数の通行人がびっくりしていた

今回、付き合ってくれたのは、前回「平成中村座」につきあってくれた大学の同級生。

いつも、遠くから来てくれてありがとう

次回は11月4日、黒柳徹子さんのお芝居にお付き合いいただく予定。

彼女は17日からお嬢さんと二人で韓国に出かけるらしい
息子しかいない我が家。
お嬢さんとお出かけ、って響きがとてもうらやましい

気をつけて行ってきてね

結局、なんだかわからないけれど、とりあえずパワフルな舞台に圧倒され、
エネルギーをチャージして、翌朝私は北海道に向かうのでした
















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「書」を贈る

2012年10月13日 | インテリア
この冬、同窓会で故郷に帰ったら、友人が書道家になっていた

その後のメールのやりとりで、いろいろな作品を見せてもらい、
そのセンスに脱帽した。

私は、仕事で住宅や店舗などを手掛けたとき、
竣工祝いに何かプレゼントすることにしている。

普段は、いつもお世話になっている造園会社に
かわいい寄せ植えの鉢を作ってもらったり、
自分でプリザーブドフラワーのアレンジを作ったり、
と花を贈ることが多い。

「書」を贈るのはどうだろう、とその友人に相談したところ、
それはいい、と快諾してくれた

えらい(と思ってる)先生ならば、
「これを」と一方通行で、作品を与えられてしまうのかもしれないが、
彼は、「どういう字をどういう風に」というこちらの意向を汲み上げてくれ、
忙しい中、何種類もの書を書いて私に選ばせてくれた

本当に申し訳ない。

さて、今回のプレゼント先は、というと
先日ブログにも書いた、2世帯住宅

2階の20代の若いご夫婦には、あまり堅苦しいものはNGだろう。
1階のお母さまのお住まいは和室もあり、お母さまはお茶もたしなんでらっしゃるので、
少し、固い感じでも大丈夫かな。

ご家族が、明るく、楽しく、前向きに、幸せに過ごせるような思いのこもった
漢字一文字をかいてほしい、

2階のご夫婦のほうは、できれば薄紅色で、

などど、書道家の先生に向かって、無理難題を言う、自分勝手な私に、
快く、素敵な書を提供してくれた。

そして、出来上がりました

2階のご夫婦にはこれ



楽しい、っていう字が笑ってるみたい


お母様にはこれ



力強く幸せに向かっていく感じが素敵


そして、どさくさに紛れて、私の分まで。



愉快の「愉」という字。

いくつか書いてくれた中で、私が欲しくなっちゃいました

後から、メールでこの字の語源も説明してくれた。

「愈」は≪和なり、朗らかなり≫の意なので、
よって、『こころが和らぎ、朗らかになる』ということ、なのだそう。

朗らかな我が家を願っている、という一文を添えてくれる。

同窓会をきっかけに、「懐かしい高校の友人」との出会いが、
「社会人」としての新しい関係をどんどん広げてくれる


本当にいつ、どんな出会いが待っているかわからない。

これからも、どんどん誰かに会いに行こう、なんて思っちゃう




書道家、三上石城さん、本当に素敵な「書」をありがとうございました





















コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする