人生ブンダバー

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7/28 新日本フィル第592回定期 台風12号

2018-08-03 05:00:00 | 音楽

7月28日(土)、午後2時からすみだトリフォニーホールで新日本フィ
ルの定期演奏会。

この日は変な動きの「台風12号」が接近。朝からテレビのニュースを
じっと視る。京浜地方は、午後、風雨が強まりそうだ。

新日本フィルのHPを閲覧しても、台風関連では何も出ていない。
田園都市線の大幅遅れも予想されるので、早めに自宅を出発。錦糸町
で昼食を食べることにする。
帰りは夕方だが、無事に帰宅できるかしらん・・・・・・。


台風接近で空いているかと思いきや、大変混んでおり、「入り」がよ
かった。開演前に同じく定期会員のKo先輩と少しく会話する。


<プログラム>(リクエスト・コンサート)
1.ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18*
2.チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調 op.64
指揮;上岡敏之
ピアノ;オルガ・シェプス*
コンサートマスター;崔文洙

この日は、2017/2018シーズン最後とあって、「お客様」によるリク
エスト・コンサート。上岡さんと崔さんによる15分弱のプレ・トーク
というサービス付きである。

お二人の対話をごくごく簡単にポイントをまとめると・・・・・・
・スコアに書かれていない、デフォルメされたパフォーマンス優先の
 演奏が多いことは悲しい(--私はどちらかというと「フルトヴェ
 ングラー」が好きだが。フルトヴェングラーは振ると面食らう?)。
・チャイコフスキーは、すごくナイーブで、第5番は第6番「悲愴」に
 繋がっている(上岡さんがピアノを実演)。
・来シーズンのPRとしては、3月のマニャール(仏)の交響曲はおも
 しろいので、是非!
・(スタジオ録音の)CDは「事故」のない演奏だが、まずはopenに
 聴いていただけると幸せだ(たしかにopenに聴くということは大切
 かな)。


以下はいつもながらつたないコメントを

1.ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
オルガ・シェプスは、知る人ぞ知る(私は知らなかった。)、アリス=
沙良・オットとほぼ同世代。ドイツで活躍している名手(ロシア人?)。
身長は175cm以上はあるのではないかしらん。

第1楽章(概算演奏時間12分)出だしのピアノ独奏--体重を乗せて
弾く。その後の弦楽合唱(12型かな)にゾクゾクした。O.シェプスの
弱音はまことにきれいだ。

第2楽章(13分)「緩」の楽章。ピアノは、メロディーを奏でたり、
伴奏に回ったり。白尾さんのフルートが浮かび上がる。上岡さんはポ
イントで半身にしてピアノを見る。私の前のおじいさんは、ppでウ
~ンと大きなため息。

第3楽章(11分)シェプスのピアノからataccaで第3楽章へ。リズムが
際立ち、ピアノも叩く。後半にはティンパニ、大太鼓、シンバルも登
場。
上岡さんは右手で拍を振りながら、左手でサインを出す。最後は「これ
これっ」とばかりに大きなフレージングで盛り上げた。
客席からは大きなブラボー。オケも一斉に拍手。上岡さんはオケに隠れ
た。
アンコールは、ひと言発して、プロコフィエフの超絶技巧(下の写真ご
参照)。


2.チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調 op.64
チャイ5は、生でもCDでも、他の交響曲に比べ、一番聴いているか
もしれない。
この日の木管センターは、白尾、古部、重松、河村の各氏。弦は14型。
チェロの長谷川彰子首席がプロに掲載された。

第1楽章(概算演奏時間13分30秒)第1主題は、新日本フィルの、前
へ推進する合奏力がすばらしい。

第2楽章(13分)ロシアらしい低弦の出だしに続いて、ホルン・ソロ
へ。気持ちマルカート気味?この日は、どなたかと思いきや、元都響
首席の笠松さんだった。

第3楽章(5分30秒)A-B-Aのワルツの楽章。ここでも弦楽合奏
が見事だ。上岡さんはあまり振らず、音楽が流れていく。

第4楽章(12分30秒)レガートの序奏がすばらしい。ここでももたれ
ない、前へ行く音楽だが、重量級ではない。

総じていえば、「楽譜どおりに演奏する」とこうなるんですというの
か、インテンポを基調とした、「大興奮」のない、大見得を切らない
演奏だった。

終了後はホルン、クラリネットを立たせる。そして、再びホルンから
フルート、トランペット、トロンボーン、ティンパニ、ファゴット、
・・・・・・最後は弦楽パートを順に立たせた。


指揮台に飛び乗ったアンコールは、初めて聴く曲だったが、ニールセ
ン作曲、歌劇『仮面舞踏会』より第3幕「若い雄鶏たちの踊り」。なる
ほど珍しい。パート譜をそろえるのも大変?


最後は、卒団されるフルートの白尾さんへ大変大きな花束贈呈(何万
円かしら?[笑])。白尾さんは新日本フィル創設メンバーのお一人
だった。




7月のプログラム




カラヤン/ベルリン・フィル盤(ワーナー・クラシック-旧EMI/1971
年録音)のチャイコフスキー交響曲第5番。 
カラヤンには何種類もの録音があるが、この1971年録音盤がおすすめ
だ。とくに第2楽章がすばらしい。

ユニバーサルから発売されていたが、現在はワーナー盤かな?
いずれにしても録音年にご注意!(ご参考)→こちら




10:57 雨上がり


11:01


11:05 あざみ野2丁目


11:06


11:10 ちょっと高い?(私には)


11:14 あざみ野駅前


11:15


11:16 あざみ野


12:13 錦糸町に無事に到着


12:19 錦糸町駅前 まだ穏やかだ。


12:20 牛タンの「ねぎし」へ


12:21 錦糸町も混んでいる。


12:28 牛タン定食


12:42


12:43 ドトールで一服 意外と混んでいる。


12:46


13:08 駅前の北斎通り


13:09


13:10


13:11 東京スカイツリー


13:12 すみだトリフォニー むしろ、いつも以上に混んでいる。


13:13


13:15


13:16


13:18


13:19


13:20


13:23 招待客をお迎えするスポンサー??


14:52 赤ワイン


14:58 休憩中 喫茶もいつもより混雑


15:01


16:10 お開き


16:11


16:12


16:13 家路を急ぐ人々


16:19 「LINE@始めました」


16:21 激しい吹き降り(=強い風と雨)

田園都市線は大丈夫かな~?大幅遅れは生じていないようだが。


16:30 錦糸町 新日本フィルのチェリスト?


16:31 いつも乗る「錦糸町16時31分中央林間行急行」


17:16 増水する多摩川


17:29 意外とほとんど遅れずにあざみ野着--やれやれ


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