人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

シューベルト没後180年

2008-06-08 06:00:00 | 音楽
6月7日(土)曇り、暑い。午前中ブログの原稿作り(ほぼ1週間分)の後、午後か
ら渋谷へ。目的は、①HMV、②ヤマハと③名曲喫茶ライオンである。

まずはHMVで2時間ほどブラブラ。藍川由美「『日本の歌』歌唱法」、「栗本尊
子(くりもとたかこ) グレート・ヴォイス」、ベートーヴェンピアノ協奏曲第5
番「皇帝」の小澤・R.ゼルキンとクレンペラー・バレンボイムを購入。とくにクレ
ンペラー・バレンボイムはマーケットに少なくインターネットでも購入できないの
で狂喜、「バンザ~イ」を叫んでしまった。

ヤマハでは楽譜「水のいのち」(男声合唱版)を買う。今秋10月5日、35年ぶりに
昔のステージを再現するためである。私はトップ・テノールであるが、自分の声が
昔のままだと思うととんでもないことになる。訓練もしておらず、当時の3分の1も
声が出ない。枯れ木も山の賑わいなのである。

午後4時に名曲喫茶ライオン(*)に入ると、とてつもない美声のドイツ語(の歌
曲)が耳に飛び込んできた。明るめのテノールである。しばらくして、ボーイさん
が案内リーフレットを持ってきた。ホット(最近、「ミルクですか?」ときく人が
いるが、これはコーヒーに決まっている。)を注文(500円)。

(*)ライオンのリーフレットによれば「帝都随一を誇るステレオ音響設備」とあ
   る。

あらためてリーフレットを見たら、曲はヴンダーリッヒの「美しき水車小屋の娘」
(シューベルト)だった。やや明るく、強い声、美しいドイツ語である。「美しき
水車小屋の娘」に続いて、「ます」、「野薔薇」などが演奏された。正統派リート
を聴いた想いである。リーフレットには「シューベルト没後180年」とあった。
その後、バッハのカンタータなどを聴き、1時間ほどで店を出た。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご立派です (楽しい倫敦)
2008-06-08 21:53:23
いい加減なコメントをしにくい高尚な内容が続きますが、これだけの内容を1週間分用意されるとはまったくご立派です 食べて飲んでばっかりを反省
返信する
ぼちぼち (katsura1125)
2008-06-09 05:33:45
「楽しい倫敦」さんのもしばしば拝見していますが、写真の見事さに敬服しています。
私ももう少し文字を少なくしなければいけないと反省!しています。
返信する

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