人生ブンダバー

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12/4 第58回東響川崎定期

2016-12-16 05:00:00 | 音楽

12月4日(日)、午後からミューザ川崎へ。東響の川崎定期第58回
だ。J.ノット/東響は10月下旬に、創立70周年記念のヨーロッパ・
ツアーを行っており、今回はその凱旋公演とでもいえるかしらん。

4階センターは3列目までが空席が目立ったが、4列目以降はぎっ
しりだ。

<プログラム>
1.ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲
2.デュティーユ チェロ協奏曲「遥かなる遠い国へ」
3.シューマン 交響曲第2番 ハ長調
指揮;ジョナサン・ノット
チェロ;ヨハネス・モーザー
コンサートマスター;水谷晃


以下、いつもながらつたない感想を

1.ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲
2.デュティーユ チェロ協奏曲「遥かなる遠い国へ」

プログラムの1と2が、間を置かず、続けて演奏された。
弦は14型の対向配置(14-6-8-10-14)。ソリストのモーザーは、1
のチェロパートを弾いた。

木管のセンター(という言い方がいいかどうか分からないが。)は、オ
ーボエ;荒、フルート;甲藤、クラリネット;吉野、ファゴット;福士の各
氏。すべて女性だ。

2は初めて聴く曲だ。第1楽章「謎」、2「まなざし」、3「うねり」、4「鏡」、
第5楽章「讃歌」が30分ほど途切れなく演奏された。したがって、1、
2通じて、約40分ということになる(実際は約39分)。
「現代曲」に対するモーザーは達者なソロであった。

アンコールは、「アリガトウゴザイマス。バッハ、・・・・・・サラバンド」。
先日のハイモヴィッツは、「3番」からだったが、モーザーは「4番」より。
ちなみに「サラバンド」は3拍子。

3.シューマン 交響曲第2番 ハ長調(演奏時間;約37分)
シューマンの交響曲は、作曲順には、1.第1番変ロ長調(作曲1841
年)、2.第4番ニ短調(1841年)、3.第2番ハ長調(1846年)、4.第
3番変ホ長調(1850年)の4つである(--以前書いたかも)。

シューマンの交響曲は、音楽史的には、ベートーヴェン、シューベル
トの次に「進化」したと考えればいいのかしらん。

形式的には、
(1)ハ長調;序章付きソナタ形式(演奏時間;約12分)
(2)ハ長調;A-B-A-C-A-Codaのスケルツォ(約8分)
(3)ハ短調;A-B-A-C-A-B-A-Codaのロンド形式(約9分)
(4)ハ長調;展開部のないソナタ形式に長大なコーダという自由な
  形式(約8分)
となる。

弦は14型(14-6-8-10-14)。前半に比べるとパーカッション部分
がスッキリしている(シロフォン、マリンバ等々がない)。
ノットは、いつもどおりやや手首を柔らかく使った暗譜の指揮。

第2番は、他の3曲と比べると、評価が低く、演奏頻度も少ないよう
だ。名曲名盤本でも取り上げられることが少ないが、ノット/東響
の演奏はまことにビビッド、第3楽章のAdagioもやや憂いに満ちた
「歌」があり、大変よかった。

ブラボーも、終わった直後に5つ、6つかかる。ノットは満面の笑み
で、「いや~、どうもどうも」という感じで45度のおじぎを繰り返した。
シューマンの2番が大いに好きになった。



12:24 これがたくさんあればモミジの名所?


12:27 ドウダンツツジも枯れ落ちる。


12:28


12:33


12:36


12:38 ポインセチアとシクラメン


12:43 あざみ野駅


12:57 武蔵溝ノ口 予約切符を買うのに混んでいる?


12:57


12:59


13:15 車窓から ミューザ川崎


13:15


13:21


13:22 「徳島出身のシンガーソングライター 武村麻実」


13:23


13:29 「13:30開場」直前 時間厳守!


13:31 入場中


13:34


13:35 4階センター


13:51 ヨーロッパ・ツアー報告


14:58 休憩時間


14:59 喫茶コーナー


15:03



15:04 はやPC入力


15:06


15:08


15:09


16:00 アンケート提出


16:05


16:06


16:10


16:10


16:13 16時17分川崎発 南武線


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