日常的日記は少々後回しにして、演奏会を忘れないうちに。
7月15日(土)、東響第92回川崎定期を聴く(於ミューザ川崎)。
この日の指揮者はジョナサン・ノット。ソリストには神尾真由子
の登場だ。
正面P席はほぼ満員。4階センターは20%ほどの入りだ。
相変わらずドリンク・コーナーはお休みだ。
14時のチャイムに続く、アナウンス--カーテンコール中の撮影
につき、多くのこまごまとした注意がアナウンスされる。自撮り
棒は×だ。
しばらくしてステージにカメラマンが登場、何やらステージを撮
影して引っ込んだ。
<プログラム>
1.エルガー ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 op.61*
2.ブラームス 交響曲第2番 ニ長調 op.73
指揮:ジョナソン・ノット
ヴァイオリン:神尾真由子*
コンサートマスター:小林壱成
1.エルガー ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 op.61
[ ]内は概算演奏時間。
エルガーの有名曲と言えば、
・エニグマ変奏曲op.36
・行進曲「威風堂々」op.39
・ヴァイオリン協奏曲op.61
・交響曲第1番op.55
・交響曲第2番op.63
・チェロ協奏曲op.85
ということになるのかしらん。
この中では、ヴァイオリン協奏曲op.61は比較的聴く機会が少な
いのかもしれない。
エルガーのヴァイオリン協奏曲は超絶技巧が求められる。演奏時
間は、ブラ2より長い。
神尾さんは協奏曲のソリストとして何回か聴いているが、気づく
と東京音大の教授になっておられた。
左肩はノースリーブのワンピース姿。
弦楽五部は12型の対向配置--12-5-6-8-12である。
(1)神尾さんは電子楽譜。足元にペダルがある。膝を使った全身で
の演奏ぶり。[17分30秒]
(2)Andanteで穏やかな風が吹き抜ける。[12分20秒]
(3)いきなり一心不乱、血気迫る演奏ぶり。終盤は短調から長調に
転調し、ソ~ド~と終わった。[19分00秒]
カーテンコール中の神尾さんはにこやかにおじぎ。一方で盛んに
オケに拍手していた。
聴衆は盛んに拍手を送るもアンコールはなし。
2.ブラームス 交響曲第2番 ニ長調 op.73
ブラームスは、まったく有名な話でどこのプログラムノートにも
書かれているが、交響曲第1番(1876)作曲まで「長考」を要し
た。しかし、2番は比較的早く完成した(1877)。
初演はH.リヒター指揮、ウィーン・フィルで大成功だった。初演
が成功とは珍しい?
弦楽五部は14型の対向配置。ノットは暗譜の指揮だ(譜面台なし)。
(1)チェロ、コントラバスの低弦開始。ノットはいつもながら全体
をまんべんなく見回しつつフヨフヨした(--うまく表現できな
いけど。)指揮ぶり。[21分00秒]
(2)柔らかなトロンボーンがすばらしい。ここでもメロディーの
チェロが活躍。[19分45秒]
(3)木管アンサンブルがすばらしく、音楽が流れていく。[5分20秒]
(4)ティンパニ(どなた?)が大活躍。改めて気づいたが、打楽器
はティンパニだけだ。コンマスの小林さんを先頭に弦部門の力奏
が目立つ。金管はかなり柔らかく吹かせていた。
終わるやすぐにブラボーとなった。[9分50秒]
はたしてホルン、オーボえ、フルート、クラリネット・・・・・・と立
たされていった。最後はチェロの首席とも握手。
演奏は、当然ながら、ベームともカラヤンともアバド、小澤とも
(--詳しくは省略)違うものだった。
12:02
12:12
12:14 長蛇の列
12:19
12:37
12:39
12:40
12:42
13:35
13:37
13:37
13:39
13:39
13:47
15:01
15:07
16:10 カーテンコール中
16:12 大拍手&ブラボー
16:15
16:15
16:16
16:19
16:21
16:22
16:25
16:54
16:58
17:09
17:19
17:21
17:33
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