11月19日(土)、錦糸町のすみだトリフォニーにて新日本フィル第
566回定期演奏会を聴く。ホール300mほど手前でゆっくりゆっくり
歩を進める叔母さん(91)とバッタリ。「(遠いから)もう来シーズンは
ムリね~」。
この日は1階の客入りがやや少ない。70%以下かしらん。私の隣も
6つ空いていた。
<プログラム>
1.ロッシーニ 歌劇『ウィリアム・テル』序曲
2.ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第1番変ホ長調 op.107
3.ショスタコーヴィチ 交響曲第15番 イ長調 op.141
指揮;ガエタノ・デスピノーサ
チェロ;マット・ハイモヴィッツ
コンサートマスター;豊嶋泰嗣
以下は、まことにつたないメモながら
1.ロッシーニ 歌劇『ウィリアム・テル』序曲
デスピノーサは178cm?やや細身。頭はきれいにハゲているが、
今年38歳になる。『ウィリアム・テル』序曲を聴くのは久しぶりだ。
「序曲」はエッセンスといったらいいだろうか。この曲は、「ハイヨー、
シルバー」の『ローン・レンジャー』を思い出させる。デ氏は膝を使わ
ない、オーソドックスな指揮ぶり。
行進曲風の有名なメロディーは、あらためて聴くと、この序曲の一部
で、全体は4部からなっていることを認識。第3部のイングリッシュ・ホ
ルン(森さん)とフルート(荒川さん)の掛け合いが美しい。
2.ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第1番変ホ長調 op.107
ソリストのハイモヴィッツは、私はまったく知らなかったが、プログラ
ムによれば、13歳でデビューしたというから天才だ。身長170cm?
やや小太りのイスラエル人だ。この曲は1959年、ロストラポーヴィ
チに捧げられた作だというから、1953年スターリン死後の作品とい
うことになる。
4楽章制だが、第2楽章と第3楽章が続けて演奏されるので、大きく
分ければ、通常の急-緩-急という形になる。変ホ長調だが、ショ
スタコーヴィチらしく、明るい曲という感じではない。
アンコールは、バッハ、無伴奏チェロ組曲第3番より「サラバンド」。
--内向きで、孤独感に浸れる。
--休憩--
ホットコーヒー400円。
3.ショスタコーヴィチ 交響曲第15番 イ長調 op.141
(1)鉄琴から始まる、いかにもショスタコらしい曲。鉄琴からフルート
へ。主題が提示される。途中に、『ウィリアム・テル』序曲が出てくる。
こういうのは盗作とはいわない。第1ステージの理由なり。(2)チェロ
のソロが出てくる。ソロは客演の植木(昭雄?)さんだ。中盤に出てく
るトロンボーンの葬送行進曲も印象的だ。その後、pppの世界にウッ
ドブロックが登場--木魚に聴こえた。
その後、私は、第3楽章と第4楽章の切れ目が分からなくなってしま
ったが、「いかにもショスタコ」を堪能した45分だった。最後はdim.
からppp終止。デ氏は静かに棒を置いた。
なお、関野さとみさんのProgram Notesは分かりやすくて大変よ
かった。
12:18 真っ赤なドウダンツツジに落ち葉 晩秋だ。
12:19 ヤエザクラの紅葉
12:24 あざ中へ遠征してきた?
12:30 梅林も紅葉だ。
12:35 あざみ野駅
13:30
13:33 錦糸公園
13:35 北斎通り
13:37 東京スカイツリー 見えない?
13:41 すみだトリフォニーホール チラシセットはパス
13:41
米国は公にはメリ-クリスマス!と言えない、って本当???
オバマ大統領の平等主義の影響だとか。
15:00 カフェ
15:02
15:03 400円
15:08
15:09
16:09 傘を忘れずに!
16:10
16:14
16:22 つばめグリルで叔母さんと割り勘で反省会
16:27 ピルスナー 最近は本物の生
16:33 豚肉盛り合わせ
17:33 東京メトロ錦糸町
18:26 あざみ野着
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来週金曜は九響の10番を聴いてきます。海外のオケでは聴いたことがありますが、緻密さと細やかさが売りの九響がどう表現するのか楽しみです。
※それが仇になる演奏も稀にありますが。。。
ショスタコでは10番が結構演奏されるのかしらん。指揮は小泉さん?小泉さんはたしか私の1歳年長では?ぼちぼちと巨匠に近づきつつあるのかな?
いいプログラムですね~。
息子のkenは最近東京に戻ってきましたが、そのうち九州にもお邪魔したいと考えております。