坂野潤治先生（東大名誉教授、82）の『日本政治史』（日本放送出版協会）を整理、読みなおしていて、ハッとした。曰く、 日本資本主義の後進性、脆弱性が日中戦争をもたらしたのではなく、 その急成長が日中戦争をもたらした . . . 本文を読む
まったく暑い。残暑になり、よけい暑くなったのではないかしらん。このところ外出もせず、もっぱら本の整理をしている。ドナルド・キーン『日本人の質問』は昨年（平成30［2018］年文庫化されたものだ。 冒頭の50ページに「日本人の質問」 . . . 本文を読む
これはおもしろい！いささか古い本だが、以前から少々気になっていたものだ。石射猪太郎は外交官。明治20（1887）年生まれ。昭和29（1954）年、67歳で亡くなっている。石射が日記を基に書いた回顧録であり、ややユーモアがあり、やや皮肉がある書きぶりが . . . 本文を読む
盧溝橋事件～南京事件が起きたのは昭和12（1937）年、今から82年前だ。ざっと言えば、その年に、盧溝橋事件から第二次上海事変、南京進撃、日中全面戦争となる。中国の首都南京が陥落した時は、12月14日（火曜だった）に東京で40万人の提灯行列が . . . 本文を読む
74年前の終戦の季節となると、この種の本が書店に並ぶのでついつい買ってしまう（笑）（8/7購入）。昭和50年代の初め、「陸軍エリート将校」の「反省会議」が開催され、旧陸軍将校の機関誌『偕行（かいこう）』に全15回にわたって掲載された。本書は、加登川幸太郎氏 . . . 本文を読む
東京大学史料編纂所の歴史は古く、寛政5（1793）年、『群書類従』で有名な塙保己一（はなわほきいち）が開設した和学講談所に始まるという。 そこでは歴史の「史料」の収集、編纂などを行っている。「史料とは？」（→こちら）は . . . 本文を読む
7月31日（水）におさかべクリニックに行き、5日分の薬をもらった。薬を使い切ったが、まだ咳がでる。（オーバーだが）「肺炎」になったら大変！（笑）と、お盆休み前の8月6日（火）、再びおさかべクリニックへ。先生に面談し、かくかくしかじか。先生は、 . . . 本文を読む
8月5日（月）、堀俊輔さんの「みんな大好きモーツァルトvol.3」へ（川口リリアホール）。川口総合文化センター・リリアの主催公演の一つだ。開演前に奥さまとバッタリ。「風邪でブラボーが今ひとつなんですが、すみません」。開演前にコントラバスの女性が . . . 本文を読む
8月3日（金）、スマホのａｕメールがおかしい（－－文字が重なってしまう）。となったら、すぐにａｕショップだ。ついでにクリーニング店にも。ａｕショップは10時開店。「一番乗り」を狙って、暑い中、開店前に並ぶ。誰も並んでいない。 . . . 本文を読む
（「読書」関連が続く）。野口悠紀雄『戦後経済史』のご紹介。「戦後」は、昭和20（1945）年に始まる。「もはや戦後ではない」とは、昭和31（1956）年『経済白書』（後藤譽之助）の言葉だ。（注）後藤譽之助は睡眠薬の飲み過ぎのため . . . 本文を読む
（本の記事が少ないという一部の声に少しお応えして）ざっくり言えば、明治生まれは、私の祖父母の時代だ。小泉信三（→こちら）、西條八十、石橋湛山－－すべて明治生まれだ。（令和生まれからすれば、「昭和生まれ」の私が祖父母？）この三人を生まれ順に . . . 本文を読む
7月31日（水）、団十郎（旧海老蔵）のアデノウィルスか、喉が痛い。一刻も早くと、あざみ野おさかべクリニック（平成14［2002］年開院→こちら）へ。おさかべ先生のご専門は、アレルギー、ぜん息の治療だ（その道の権威）。ちなみに先生は . . . 本文を読む
7月29日（月）、今回の関西遠征関連「企画」－－福永陽一郎先生の墓参、神戸ステーキ、信時潔の実父が牧師を務めた大阪北教会見物だ。福永先生の墓参参加者は、先生に師事したKeさん（奥さまと参加）、Ｓさん、そして同行のＩさん、私の5人。 . . . 本文を読む
7月28日（日）、ＯＢ四連も無事に終わり、午後5時半よりANAクラウンプラザホテルでレセプション。400人以上がごった返す。演奏会場（フェスティバルホール）から300ｍの至近距離にこれだけ大きなレセプション会場が準備できるとは、さすが「お客様第一」 . . . 本文を読む
7月28日（日）、第22回東西四大学ＯＢ合唱連盟演奏会当日。朝5時前に江坂セントラルホテルで起床。同宿のＩさんと7時50分にホテルロビーで待ち合わせ（何もずっと同一行動じゃなくてもいいのだが）。早朝、ステージ衣装確認のため、ブレザーバッグを . . . 本文を読む
アクセス
トータル
ランキング
