かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

いやな予感・・・・全国的緊急事態宣言の道をたどるのか

2021-05-11 19:05:23 | 日記

宮城県のまん延防止重点措置指定が本日付けをもって解除されることから、「さあ、明日からは気兼ねなく県境を越えるぞ!」と意気込んでいるのだが、全国のコロナ感染模様がオドケデネエ(方言で、冗談じゃない)状況と相成ってきて、昨日のオンラインでの全国知事会では、政府が緊急事態宣言の全国的発令を検討するよう意見が取りまとめられた。

朝日新聞報道

このままではヌカ喜び、例えば、6月に北岳の登山基地たる甲府駅に行くのに、わざわざ緊急事態の東京を回避して、仙台~大宮~長野~松本~甲府、などと大迂回作戦を手帳に書き留めた矢先であるが、そんな事態にでもなれば、絵に描いた餅、砂上の楼閣、見果てぬ夢物語に堕してしまいそうなのである。

オイラ的には、いったん全国をロックダウン状態にヒト月ばかりみなが息をひそめたほうが、結果が見えてくるとは思うのだが、この変異株というヤカラ、いまのポンコツ政府の駄策では聞く耳を持たない傍若無人と化すのだろうし、知事会の要請もあながち笑い飛ばす代物ではなくなってきた。

 

ああ、また「青葉の森周遊」の日常に引き戻されてしまうのか。「振り出しに戻る」である。


青葉の森は、すっかり「青葉繁れる」世界となっていて、ブランチを摂るため森のベンチに座ると、全身みどりいろに染まるようだ。

     

いつものシャケ弁当を広げる。野沢菜、コシアブラの白だし漬け、チリメン、サンショウの油みそ、梅干しなどが炒り玄米ご飯を彩るが、このナラの青葉を目の前にした野趣に富んだ素朴極まりない弁当が、1日2食主義者に転向したオイラの空っぽの胃袋には、どんな高級割烹が作り出す高価なメニューよりも、贅沢極まりないごちそうと化している。

     

 

青葉の森のルートの途中に自販機コーナーがあって、そこのベンチに座ってコーラなどをいただくことがあるが、今日はグリコセブンティーンの「チョコミント」味のアイススティツクをいただいた。

この「チョコミント」、あの灼熱の宮古島でトライアスロン用バイクの練習を始めた2001年夏ころ、保良(ボラ)という東端にある地区の観光施設「海宝館」にバイクを止めては、渇いた口に「ブルーシール製チョコミント」を溶かしながら、この世の極楽感を体験した記憶が、いまも昨日のように思い出される。

「チョコミント」をなめながら、里山のとあるベンチで、遠い日に聴いた南西諸島の海鳴りがよみがえる。

 

      


きょう、青葉の森を歩いていたら、新しい仲間と出会った。

黄金色のふさふさ毛皮のテンくんとちょっとこちらを見て逃げていった若いカモシカくん。

どちらも、すぐ視界から消えてカメラでとらえられなかったが、こんなに街に接した青葉の森が、こんなに豊かな森であることを教えられた。収穫である。たまにすれ違う老人たちは、鈴を鳴らしたり、ラジオをつけながら歩いている。

今度は、「遠目に」クマさんに出会えたらな。

 

 

 

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