急激に気温が上がってきたこの数日。昨日、五日ぶりに青葉の森を歩いたが、この森も「爆発的に」変化し、樹の枝という枝から木の芽が伸びだして、クロモジやモミジイチゴの花も咲き始め、ガマズミのツボミも大きくなっていた。
このままだと、あと1週間もすれば、コシアブラやハリギリといったウコギの仲間も「おしいそうな」顔をのぞかせるのだろう。季節の循環は爆発的に回転し始めている。
昨日も、太白山麓まで足を伸ばし、カタクリが彩る林床に、立ち尽くしてヒメギフチョウさんの飛翔を確認したかったが、クジャクチョウ、キタテハ、キタキチョウ、ルリシジミなどを確認できただけで、かなわなかった。
だが、ホッとしとことに、ヒメギフチョウさんが卵を産みつけて、幼虫たちの食草になるというウマノスズクサ科ウスバサイシン属トウゴクサイシン節がポツポツと葉を広げていて、すでに地上すれすれに怪しい花も咲かせていた。
さて、青葉の森にはたしてヒメギフチョウさんは暮らしているのか。蜜を吸う花、子育ての草、お膳立てはできている、観察を続けよう。
こんにちは トウゴクサイシンさん! 待ってたよ
タテハチョウ科クジャクチョウさん 怖いオメメに天敵も寄り付かないだろう
タテハチョウ科キタテハさん 今日も元気だね
美しい翅をみせてくれなかったルリシジミさん
キタキチョウさんはカタクリさんにしがみついて5分ほど離れませんでした
あと、1週間ばかりか、カタクリさんたちが美しさを競う青葉の森
黄色のお花が美しいクロモジさん
ガマズミさんかな 自信はないけど、開花すれば判明するだろう