かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

カタクリさんの実生(みしょう)は0年生か1年生か、新たな疑問

2022-04-01 19:18:05 | 日記

スプリング・エフェメラルの仲間カタクリさんは、植物学者多田多恵子先生の情報では、最初の発芽(実生)1年生は、糸状の芽であり、その後毎年1枚の葉を伸ばしながら根に栄養を蓄え、7年目にしてやっと2枚の葉を出して花を咲かせるだという。

7年目の花が種を飛ばし、アリさんが種に付着したエライオゾームという甘い物質を目当てに巣付近まで運び、食べ残された種から1年後、1年生として初めて芽を出すのだと理解していた。

ところが、本日3年ぶりに開園した東北大学植物園を訪れて、標本展示室に行ったら、そのカタクリさんが花を咲かせるまでの1年ごとの姿を造花によって展示されていたが、あの糸状の芽は0年生の姿と標示してあった。そして、花を咲かせる個体は、7年生ばかりではなく8年生から10年生あたりまでのものがあることも教えられた。

「0年生?、タネとなって地に落ちたその年に芽を出すということか・・・」

「であれば、先日青葉の森で発見した1年生と思しき糸状の芽は・・・・?、まだ、花がほとんど咲いていないし?」

という疑問が湧いてきた。

「0年生か、1年生か、どっちもありなのか?・・・・」

またまた、カタクリさんに対す疑問が湧いてきた。

だから、また青葉の森通いが続きそうだ。

 

 

 

 

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