5月のGW明けは、かねてから信越トレイルのロングトレイルを計画していたが、信越方面の雪深さから、5月はコース上に雪が多く標識なども雪に埋もれている箇所があることが分かった。まして今年は例年より雪が多いとの情報なので、5月の計画はまたとする。今年の日本海側や中部から東日本の背稜地帯は、雪の多さに要注意である。
日本ロングトレイル協会のHPによる登録コースを見ると、中部以北で、今の時期そうした雪の心配はなく5月の新緑を浴びて季節の贈り物を堪能できそうなルートは、二カ所。八ヶ岳山麓スーパートレイルと富士山ロングトレイルである。
どちらも、5月半ば以降なら雪も消えて、広葉樹の新緑や野鳥のさえずりを楽しみながら歩けそうだし、ルートは大会や山歩きで断片的に踏破している土地勘もある。さて、どちらにしようか。
今回UTMFの大会の模様を眺めながら、あまた富士山周辺を歩き走ったの感動を思い起こせば、改めて残雪の富士を眺めながら、この170kのロングトレイルを踏破したくなった。今年の夏、予定している麓からの富士登山のラスト「須走ルート」で、富士登山を卒業したいと考えている。このロングトレイルで、その卒業年にふさわしいフィナーレトレイルになるのでは、と考えたが・・・・UTMFで経験しているが、西面・北面・東面のルートのアップダウンがかなりのもので、軽装ならまだしもテント・食料を背負っての歩きはかなりきついと予想される。今の体力ではきついか・・
であれば、八ヶ岳か? 残雪のアルプスの展望と点在する温泉は魅力だ。
研究してみよう、あと数日。
白馬山荘から南八ヶ岳とその向こうの富士の夜明け(2019年)