風は冷たいが、晴れて気温は12℃まで上がる。明日は、もっと気温が上がる予報である。青葉の森は、明日確実にカタクリ開花宣言(ほんとは今日だったかも)の予測。明日は、一眼・マクロレンズ・ミニ三脚といった武器を装備して出かけることにして、今日は、広瀬河畔を歩く。全くの青空のもと、雪解け水のせいだろうか、瀬音が高い。
ネコヤナギが花をつけている。名前が分からないが、この時季に緑の若芽が青空に映えさしている落葉樹は、ヤナギの仲間だ。
まだ芽吹きをしない、河畔の高木の枝に何やら蠢く鳥、逆光で、肉眼では黒い影でしかないが、カメラのファインダーで、露出を高めてのぞくと、羽色は柳とおなじような黄緑。頭に赤いシャッポ。間断なく枝をつついている。キツツキの仲間だ。「アオゲラ」だ。留鳥と言われるこの野鳥に出会ったのは、じつは初めてだ。何度かシャッターを切ったが、距離があったので、ピントが甘い。家に帰って図鑑で調べたら、おつむの真っ赤なシャッポが一部であるのは♀だ。♂はおつむ全体が真っ赤だ。これからやってくる恋と産卵の時期のために、さかんに枝に潜む栄養源を探してキツツキに余念がない。キツツキの一所懸命なところが好き。
この日出会った、他の野鳥たちも元気いっぱい。
なかなか逃げてくれない、ハクセキレイさん。羽はやや灰色の冬羽だ。
こちらも、なかなか逃げてくれないツグミさん。いつ北に帰るのかな?
口をツグンでいます。