かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

白躑躅に寄せて

2019-03-11 15:53:16 | 日記

東日本大震災8年目の午前、リサイクル業者にマウンテンバイクを売却するので、防犯登録抹消のため警察署にバイクを漕いでいき、その足で、フオレスター君廃車手続きのため必要な印鑑証明書の交付を求め市役所へ。午後、粗大ごみ最終処分場へ50kの不用品を持ち込む。あと1回、持ち込みの予定。燃えるゴミ、燃えないゴミまだまだたくさんある。何しろ、単身パック1台とゆうパックだけのお引越し、できるだけゆうパックの箱数を抑えたい、どんどん捨てる。

処分場の帰り、コンビニの駐車場で2:46を迎えたので、黙とう。黙とうが終わり安部首相のあいさつのところで、2:48石垣市の黙とうサイレンが高らかになった。やっぱ、南の島はのんびりとしている。

もう、2度も3度もこのブログに張り付けている震災の思い出の3枚の写真。

1枚は、2011年3月、震災から1週間後に、名取市閖上を訪ねた時、小高い日和山のがれきの中に見つけた「りなちゃんのお絵かき」と写真のないアルバム。どこからどうやって流れ着いたものか。りなちゃんは、元気で生きているのだろうか。

2枚目は、山形県天童市の「やまざわスーパー」で買い求めた納豆。長い間、水もお湯も使えなかった4月の休日。風呂に入りたいので、天童まで高速バスで行き、温泉に入った後、買い物をした際、長い間食べられなかった納豆を数個買ってきた。納豆がないと生きていけない種族。

3枚目は、少しは落ち着いた5月。職場にほど近い公園で撮影した満開の白躑躅(しろつつじ)。この年は、いつになく桜も躑躅も花盛りで、犠牲になった人々のことを思うと、かえって悲しみが増したのかもしれない。もちろん、その年は、公園の桜まつりもつつじまつりも行われなかった。

3枚を日記に張り付けるのは、もうこれで終わりにしよう。あらたな、希望ある風景を求めて三陸を歩こう。

 

 

 

 

 

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被災地に戻る

2019-03-10 19:29:00 | 日記

2011年3月11日、「あの時」から8年。「あの時」から3年目に沖縄に「移住」して、移住理由の「職業生活」という役目を終えて、9年目に被災地の東北に戻る。

「あの時」の負い目を、オイラは8年間引きずっている。「あの時」は、金曜日だったが、土曜日、日曜日と被災場所に救援の手を差し伸べることもなく、酒を飲んでは、余震におののきながら、布団をかぶっていた。

ラジオを聴いていたかもしれないが、事の重大さを聴くまいと耳をふさいでいた。どれぐらい停電していたのかも断水していたのかも、ガスが使えなかったのも、今となっては遠い記憶だけでしかないが、いまの尾畑さんなんかをみていると、全く社会人としての役割をはたしていなかったという「負い目」を今も引きずっている。

震災後、1週間して、やっと名取市閖上に走って状況確認に行った記憶があるが、事の凄惨さを目の当たりんして絶句して引き返した記憶がある。

(2か月前にマラソンを走った町が壊滅していたことにショックを覚えた。)

「もう、職業生活を終えたのだから、今度何かあったらできる範囲でボランティアしようぜ」と語るオイラもいれば、

「お前は、また布団をかぶってるだろうよ」よ語るオイラもいる。

いずれにせよ、9年目に「被災地」に帰還したら2万人を飲み込んだ三陸海岸線を歩いて鎮魂と邂逅への旅を行うことは予定している。そして、旅の顛末、あとさきを綴ってカメラに収めていく。そのようなことしかできないことは自覚している。(尾畑さんにはなれないことを。)

 

 

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そうだったのか Youtubeの埋め込み

2019-03-09 15:41:10 | 日記

暖かいっす!朝から南風が吹いて雨がしぶいている。15時現在、北東の小窓を開けても気温24度、湿度80%。網戸ごしには、篠突く雨が音を立てて降っている。西表にわたっていたら散々な目にあっていただろう。

あと10日で、引っ越し劇が始まろうとしているのに、昨日から、微速度撮影の「研究」を「参議院予算委員会インターネット中継」や「山カフェの録音」を交えながらのんきに時を過ごしている。

NHK朝ドラ「まんぷく」や、歴史秘話ヒストリア「まんぷく家族が生んだ魔法のラーメン」の影響で買ってきたカップヌードルを2食続けざまにハイボールを飲みながら食べていたら、胃腸の具合がすこぶる悪くなり、吐き気さえしている。昨日の「寒さ」で風邪を引いたみたいだ。

カップめんの生みの親、安藤百福さんは、毎日自社製品を食し天寿を全うしたのだから、決して体に悪い食品ではなさそうだが、酒を飲みながら食する習慣は、「やめたほうがいい」のかもしれない。

 

微速度撮影といえば、昨秋北アルプスの涸沢を訪れた時、p900のタイムプラス機能の「夕焼け」50分間撮影したファイルを思い出したので、取り出してムービーメーカーで編集してみた。山小屋のテラスからとったので、涸沢の雄々しさはいまいち表現できず、画像も暗いのであるが、涸沢岳 の稜線がきっちり撮れており、p900の機能はまんざらではないことを確認した。

「2018涸沢暮色」作品1としてアップしよう。先輩方のブログを見て、Youtubeの画像が埋め込んであるのでどのようにしたらそうなるのか調べてみたら、このGooブログの場合、Youtubeの「埋め込みコード」をコピーしてからブログの「HTMLソース編集」の画面を出して張り付ければできることを学んだ。共有のURLを張り付けるより、なんだかかっこいいので、これからはこうしよう。

とにかく雨がやんで星が出てくれないことには、「作品2」に移れないんだが… どうにかならんかなこの天気。嵐みたい。

 

 

 

 

作品1 2018涸沢暮色   https://youtu.be/JHNkyaEPvog

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春の星影・作品0

2019-03-08 11:23:32 | 日記

寒いっす!予報では、最低15℃最高20度、窓を少し開けて現在の室温は、20℃、湿度70%。昨日の午後から続く北よりの風。明日は、南寄りに変り温かくなるとの予報だが、1日雨マーク。

上原便は、今日も欠航しているが、このような天気では、ホタルも寒かろう、辛かろうということで、西表行きを断念。来週土・日が最後のチャンスか。

一昨日あたりからの曇天で、星空も望めず、サザンクロスの動画撮影というささやかな望みも断たれようとしている。日頃の行いが悪いせいにしておこうか。

3月5日にアップしたベランダからの微速度動画を編集してみた。Ⅿ社のムービーメーカーは、このウインドウズ10がインストールされている中古ノートに見当たらないので、ダウンロードしようとしたら$24=3500円相当の有料となっていた。初心者に使いやすそうだから、「しぶしぶ」カードで支払って使えるようになった。

その3月5日の元動画の、スピードを3分の1に落として、明るさ、コントラスト、彩度とも上げて、本アプリに入っている音楽を重ねてみた。約1分の動画となった。これをYoutubeにアップして「共有」した動画が以下に張り付けたアドレスなのだが、これだと「違法」なアップではないと思えるので、かぜねこ作品ゼロとして公開する。

https://youtu.be/z5htQJMo0rs 作品0

ムービーメーカーの音楽は、アメリカ人好みが多いので、いまいち気に入った音楽というものではないが、これからオリジナルで、かつ著作権に触れない音楽を収集して貼り付けようかと考えている。

実は自宅では、CDからパソコンに取り入れた鮫島有美子さんの「冬のもてこし」を重ねたら、すごく気に入ったBGMとなったのだが、ブログに張り付けると「違法」とされ、遠藤憲一さんに叱られそうだから公開はやめた。

いずれにしても、「自今」微速度撮影した作品を少しずつ作って楽しもうぜ。3500円は、動画の森の入山料を支払ったことにして、甘んじよう。

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未明の空は微笑まず

2019-03-05 05:28:04 | 日記

朝方は晴れ予報だったので、1:00過ぎには目覚めして、待機していたのだが、南の水平線上は白い雲に閉ざされており、サザンクロスお出ましの見込みはないことから、浜に降りるのをあきらめる。南東の天頂にかけては、やや晴れているので、カメラ機能の「練習」のため、3:00から5:00の2時間、木星や金星の通り道に向けて撮影。

結果、30秒の動画となったが、はじめだけ輝いていた空は、後半、まるで火事場の煙のような雲がどんどん湧いてきて、わずかに木星と思われる輝き星が確認されたのみでアウト。

ISO6400、8秒ではベランダからだと地上の明るさが入り白けたが、浜だとちょうどいい具合か。ホワイトバランスは自動だったが、色合いが変化するので、「蛍光灯」か「晴天」のどちらかに統一したほうがよし。

シャッター間隔を10秒としたが、シャッター時間8秒と重なっていたので、シャッター閉じて2秒後にはすぐ、シャッターが開くが、流星も映りやすく、画像も滑らかになると思われ、30秒動画はちょうどいいか・・・・などなど、試行錯誤の結果、何となく感はつかめてきたが…肝心のお天気はというと・・・

明日から週末にかけて傘マーク・・・(つらい) カメラも三脚も月半ばには荷造り発送予定であり、実質あと10日の命。(はかない)

本日未明 ベランダからの微速度撮影

https://youtu.be/AjJozaUhh1Y

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