8月11日(土)、午前5時過ぎに、眠い目をこすりながら、少しでも「アンケート」「愛西民報」大井地区に配布しようと自転車を走らせ、小さな「切」の地域を自転車を置いて歩いて配りました。結局2つの「切」を配ると、しばらく汗が止まらいくらいです。しかしとっても気分的にはきもちがよく、そのままシャワーで汗を流すと、さわやかな気持ちになりました。
喫茶店でモーニングにしようかと思っていたが、サラダ、牛乳・ヨーグルト・卵・バナナ・ゴーヤ・シソジュースの入ったジュースを作り、さくら工房のサツマイモパンで朝食となりました。
午前中は「原水爆禁止世界大会報告会」があり、準備のために9時頃夫と出掛ける。佐織から何人かの人が出かけてくれました。
10時ちょっと過ぎに、フイリピンの「コラソン・ファブロス」さんが通訳の人と来てくれました。
愛西市原水協の理事長の挨拶のあと、広島原水禁世界大会に参加した3人が参加しての報告を行いました。「広島市本川小学校の跡地に立って、看護をしていた女生徒達が次々に放射能を浴びて亡くなったという話を聞きました。もう2度とこんな恐ろしい原爆はなくさなければならない、原発も再稼動させていけないことを学びました」「平和の折り鶴の塔で、なぜ折り鶴を折るようになったのか。佐々木貞子さんが白血病になって、折り鶴を折れば直ると信じて折り鶴を折っていたが、亡くなってしまった。そこで、貞子さんのためにみんなで折り鶴を折るようになったことを知りました」3人とも世界中からこんなにもたくさんの人たちが核兵器にない平和な世界を願っていることに感動したようです。
フィリピンのコラソンさんは「フィリピンはいま困難と残酷な時代となっています。20年前のアメリカの基地が返還されても、1987年の憲法をないがしろにして、フィリピンの全土がアメリカの基地となっている。軍事演習などの活動を無期限に行われているのは、アメリカ・オーストラリア・フィリピン協定を結び、オーストラリア兵が派遣されているからだそうです。 日米安保条約があるために、アジアの平和が脅かされているのが現状です。福島の原発の事故から、日本で大きな運動が起こっているのを日本で見て感動しました。 11月7~10日までアメリカ基地返還20周年のイベントがあります。日本からもたくさんの平和を愛する人が集まってほしい」と挨拶しました。
フィリピンがこんなアメリカの基地を返還しても、ひどい状況が続いていることを始めて知りました。会場の中から、ぜひフィリピンに行ってみたいという発言がありました。
コラソンさんに折り鶴のレイと竹で作った9条の鶴の置物をプレゼントして、大変喜んでいただきました。平和で結ぶ糸が世界中に広がっていることを感じた報告会になりました。