多分、日曜の午後遅くに国道41号を北上して飛騨に向かうのは生涯初めてでしょう。
普段、土日祝日に釣行する事の無いイタリアおやじですが今回は日月がオフで
13日の日曜の午前迄全くその気は無かったのに何を思ったか良く晴れ渡った
午後3時過ぎに混んだ国道を突っ走っていました。
現地に到着した時点ではもう暗闇が迫っていましたが色気を出して
ライズの全く起こっていないプールでまさかの禁断イブニング・・・
真っ暗に近い状況で10分位、流芯をトレースしてみましたが何も起こらず・・・
日曜でしたからつい先程迄相当なサオが入った後らしく店じまい状態でした。
翌日、小さな谷に入ろうと思い峠越えして早々に就寝しましたが
風が強く放射冷却で気温がどんどん落ちたせいでしょう毛布だけでは寒くて眠れず
寝袋の中に滑り込みましたがこれが大失敗でした。
余りに快適で夜明けにセットしたアラームにも全く反応せず熟睡してしまいました。
目覚めた時は既に明るく少し慌てて目的の谷に向かいましたが
先行者が数組占拠しており区間的にも入れる余地は無いと判断して
某有名河川の本流に移動しました。
シルバーウィーク前の駆け込み時期だからでしょうかやはり釣り人が非常に多く
本流の分流の短い区間が狙い目と見て早速スタートしました。
直ぐにイワナ君がご挨拶をくれましたが・・・
流芯から思う様にアマゴ嬢が出て来てくれません・・・
こうなったら入川口が限られる切り立った岩盤に囲まれた流れ幅30メートル以上の
場所へ入るしかありません。
渇水気味なので本流でも何とか巨石伝いに遡行が可能です。
落差の有る場所からはそこそこ反応が得られますが掛ってくださるのはイ・ワ・ナばかり・・・
トロ場の緩い流芯でこの日初のイ~サイズのアマゴ嬢が掛った!なかなかのローリング!
と思ったら・・・口切れ? 毛鈎だけが飛んで来ましたよ。残念でした。
20センチ有るか無いかサイズのプチ・アマゴ嬢はまあまあの数が遊んでくれましたけどね。
今回は本流用に7フィート台の長尺グラスロッド?を使用しましたから
200グラム以上の目方が無い娘のダンスはチョット趣に欠けました。
アッ!ごめんなさい。
忘れるところでした。
コイツ、やっぱり出没してたんです。
多分、イタリアおやじの今シーズンの本気釣行はこれで閉幕です。
本気じゃない釣行って有るのかな?