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Precision

2009-09-17 19:28:23 | Engine


日本の工業製品の精度は世界一ですがこれが中国人管理の中国製となると・・・

解ってはいますが私達の現在の感覚と比較すると唖然とする低品質なんですね。
彼らの作り出す製品への拘りの無さは笑ってしまうを通り過ぎていますからね。

MP4/5 マシーンのベースは中国製ですからフレーム材に使われているスチールや
カウル、フエンダー類に使われているプラスチック類、ビスやナット類迄もが
強度や精度の計算やテストが全くされていない感じですから神経質で真面目な方が
この手のマシーンのオーナーになるなんて事はチョット無謀です。

でも、イタリアおやじ的にはそれはそれで認知した上で面白く大変愉しいんです。

不具合の発生するパーツは日本製に換装すればいい事ですし情報収集の為の
ネットワークさえしっかり押さえていて自分で弄る事が好きならば
トライクは大人のおもちゃ的乗り物としてサイコーなんですね。

まだまだ日本国内では認知度が低く一部の人しか愉しんでいませんし
国内には多くの自動車やオートバイのメーカーが存在しているのに
この手の車種が完全なメイド・イン・ジャパンとしてリリースされないのは
大手では保安基準クリアが難しいのか、それとも感覚的に遅れているのかも・・・

ちゃんと保安部品装備のトライクは陸運局で登録すれば公道走行可能です。

オートバイと比較すると転倒の危険度は低いですし極めて安全な乗り物なんですね。



工業大国日本ですから弄る為のお金と時間さえ掛ければ何でも出来ちゃいますよ。

さて、つい最近のトラブル克服ですが、上の画像でもお解りの様に右リアフェンダーが
有りません。これは先日の走行時に道路の段差を乗り越えた時にフェンダーステーの
付け根に亀裂が入ってしまったからです。よくある溶接の強度不足です。
公道でこの部分を落としたら大変な事になる可能性大ですから補修の為に外しました。



溶接は知り合いのプロフェッショナルに数分で施してもらいました。
二度と亀裂が入らない様にモリモリ溶接です。



ソフト99のボデーペンを使ってペイント完了。溶接跡のボコボコはご愛嬌ですよ。



二か所のボルト&ナットの締め付けが簡単な様でこれまた大変。

取り付けはステーの他にデフユニットやデフカバーまでも兼ねているからなんです。
ボルトもすんなりとは入っていきませんから・・・マジ低精度ですわ!

でも何とか完了。



最初真っ白だったフェンダーカウルは最近クリームイエローっぽくなってきました。

まあ、細かい事を気にしていてはアイルトン・セナに失礼ですわ。

何て言ったってこれは世界にたった一台のセナ仕様トライクですから・・・
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