
イワナはある一定の条件が揃った時、周りに居る全てが一斉に口を使い出す事が多いと思われます。
流下する虫が何であれ食べれそうなモノには遠慮無しに・・・そして大胆に・・・
一つの小さな流れのポイントから・・・
ほら、次々と・・・

足止めを喰らってその場から動く事が出来ません。
こんな状況が次のポイントも、そして次のポイントも・・・
これは正に“イワナ祭り”に違い有りません。

撮影をせず釣り続けていたならば恐ろしい尾数の口蓋に鈎跡をマーキングしていた事でしょう。
お昼に渓が見渡せる土手で若いご夫婦が仲良くランチをしながら無我夢中の私を見ていました。
ご主人の方は「フライフィッシングって凄く良く釣れる釣り方なんだぁ・・・」って様子で
こちらを眺めていらっしゃいましたが・・・
条件が揃った時を見過ごさないのは鉄則ですが何時もこんな時ばかりでは有りません。
自然相手、生き物相手ですから・・・
つづく・・・