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2010-06-21 00:28:25 | アマゴに片想い


ブナに覆われた渓では短時間の集中豪雨でもない限りそう簡単に流れが暴れたりはしないものです。

それはブナ自体とその地中に張り巡らされた根がタップリと保水するからで天然の貯水槽を担って
いるからなんですね。

しかし、それも梅雨の初期だけで本格的な長雨になればオーバーフロー状態になってしまいます。

ゲリラ豪雨は恐ろしいものです。今迄に何度も体験していますがくるぶし程の水深で
幼児が水遊び出来そうな流れが一気に大人が吹っ飛ばされる位の激流に変貌してしまいますから
自然の猛威は侮れませんよ。

釣行日の天候変化は事前にしっかりと予測し、不測の事態に曝された場合でも身の安全だけは
ちゃんと確保しなければ笑い話にもなりません。

さて、17日のセカンドステージはアマゴ嬢達と一時決別し浮気相手とガチ勝負しました。



イワナは男波を故意に外せば何処からでも毛鈎にアタックしてきますし、一度掛け損ねても
同じ個体が再びアタックを再開して来ますから人懐っこい?魚格の一面も有りあれやこれやと
四十八手を試すには打って付けです。気高いアマゴ嬢よりは相当従順なんですね。



アマゴ嬢からは可憐さや繊細さを感じますがイワナはとても貪欲ですから乱獲さえしなければ
どんな渓でも簡単に尺オーバー迄成長するのが普通なんですね。

寿命はアマゴ嬢は3年、イワナは5年と長寿なんです。

アマゴ嬢は8寸以上に成長すればそれなりに体高がありますから釣り味として申し分ありませんが
同じ長寸のイワナはアマゴ嬢程の体高も目方もありませんから釣りの対象として面白くなるのは
それ以上の成長個体だけです。ですからイワナの7寸以下は稚魚扱いされるべきではないでしょうか。

イワナはその貪欲さが仇となってドンドン抜かれてしまうんですね。



イワナはそのオドケ顔から哀愁が漂っていますよ。

夕刻迄にどれだけイワナの口蓋に傷を残してしまったのでしょうか・・・少し反省です。

つづく
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