6月9日、再び石徹白入りしました。梅雨入り前の最後の釣行です。
9日未明、国道156号を北上中に降雨が有り水嵩が上がってくれる事を期待しましたが
お湿り程度で終わってしまい陽が昇ってからは清々しい高原の空気に包まれていました。
キャンプ場奥の空き地に駐車させていただき先日4日に探った時と同じC&R区間の前川界隈を
下流部の畑辺りからキャンプ場迄を釣り上がりました。今回はお一人の先行の方の後を時間差で
攻める事になってしまいましたから少し渋い事は覚悟していました。
ティンセルを省き少し軽量化した10番サイズのマーチ・ブラウンに粉を塗し
ドライフライ仕様として扱います。
粉が少し落ちれば半沈み仕様、完全に落ちればウェットとして機能させれますから
ステージを探るパイロットフライとして最近は欠かせない毛鈎となっています。
勿論、EHC11番 or 13番との二本立てでの勝負です。
暫くは、毛鈎を見には来るものの口を使おうとはしません・・・
これは叩かれていないサオ抜け中心を攻めるしか突破口が無さそうです。
ティペットも更に継ぎ足しリーダーとの全長で8ft4inロッド二本分位のロング仕様。
あらゆるドリフトを駆使してやっと・・・
驚くほど浅くスローな流れに居ました。
長いドリフトの終盤、ピックアップ寸前のEHCにガボッと出て来ました。
普段は見過ごしそうなポイントからです。
これで今日の攻略法が整いました。
その後は次々と・・・
サカナのクオリティは本流より俄然高いのですがスレスレで良いサイズの1尾を釣る為には
ナチュラルドリフトだけではなかなか咥えてはくれませんので気を抜いていると
C&R区間とは言えボを喰らい兼ねませんよ。
しかし、フェイントで翻弄させてくれる個体も多くなって益々面白くなって来ましたね。