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Fashion Motorcycle Flyfishing Garage Base Formula One Senna

Event Vol.03

2010-06-08 00:28:24 | アマゴに片想い


狂宴の始まりには未だ早い午後4時頃、流れに馴染んだアマゴ達は次第に好き勝手なポジションに
陣取り流下する虫や水面ギリギリを飛び交う虫を激しく捕食し始めました。

その数は半端では有りません。こんな状況下ですから毛鈎は完全なドライ、若しくはイマージャーが
効果的なのは言うに及ばず、もう何だって喰らい付いてしまうに決まっていますから
イタリアおやじの定番毛鈎ゴールド・マーチ・ブラウン10番サイズのみでの勝負としました。

元々がヒゲナガを模したウェットフライなのですが例の粉をウィングにタップリ塗し
超ドライフライ仕立てとしナチュラルドリフト・・・

未だスレていませんからフィーディングレーンで待ち構える数尾が一気に同時アタックして
毛鈎の争奪戦です。仲間がどんどん釣られてレーンから居なくなっても横から引っ手繰る様に
出て来たり、底からロケットの如く飛び出して来ます。

手返し効率を上げる為、8フィート4インチの4番ロッドに全長8フィートのショートティペット&
リーダーのシステムで対処します。こんな時は長ければ良いと言うものでも有りませんから・・・

ナチュラルドリフトだけではスレてしまいますから今度はアクションを入れ捕食を促します。

そんな事を延々・・・次第に鈎を外す事が苦痛になってきます。

100回以上のスクワットは正直50オーバーのおやじには酷です。

ライズの模様をデジカメの動画に収録後のこれからが宴の本番と言う頃に眼球のケアの為にも
強制終了し一旦石徹白から撤退しアマゴ臭で塗れ汚れた身体を清める為と麻痺した肩のケアの為に
一目散に白鳥の美人の湯に浸かりメンテナンス。

その後にはまた道の駅 白鳥 で今度は自分が捕食体勢を取り胃袋を満たしました。

早目の車中泊・・・次の日は石徹白フィッシャーズホリデー本番初日です。

釣りの神様が、さあおいでおいでと手招くものですから
懲りもせず未だ薄暗い早朝に昨夕の現場へ直行しました。

土曜なのに何故か未だ誰も居ません。

昨夕の激闘から12時間程経過していますが未だ未だ一杯の魚影が覗えますので再び戦闘開始。

ライズする個体も多くどれだけでも釣れてくれそう・・・

「イタダキマス!」



気温が低くフリースジャケットを着用しながら・・・

初めはイワナの方が活性化しており連続のイワナ祭り。

そして昨日同様、アマゴが次々と・・・

早朝から既に50尾オーバー・・・

こんなに暴れまくって大丈夫なのだろうか?

と・・・今度こそ完全に釣りをシャットダウン。

イベント会場ヘ向かいました。



素晴らしい青空が広がっています。

そして今回の参加者にはオリジナルステッカーとピンバッジがプレゼントされました。



石徹白の神様、素晴らしく愉しくも苦痛な釣りをさせてくださり感謝いたします。

カモシカがニヤリと微笑んでいました。
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