たまおのページ

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せい かつほご

2009年05月21日 | Weblog
 5月 11日

 昔と最近の生活保護は質が違う?

 生活保護法は1950年に施行されたんですが、
当初の受給者は200万人超、しかしながら特需や
○○景気と呼ばれた時期があり、1995年ぐらい
には90万人ほどに減少していたんですよ。

 それもバブルがはじけて、その後は増加です。
昨年12月には160万人、支給総額は2兆円を
越えました。
 そいでジュンイチロー君のときに制度の見直し
ということで、福祉関係の予算を削減。
 老齢加算や母子加算(一人親の場合加算されて
いました)なども全廃になりました。
 
 これは生活保護を受けている世帯より、最低
賃金で働いている世帯のほうが収入が少なくなって
いる。という実態に合わせた削減ということに
なっています。
 でもね。生活保護費を削減ではなく、最低賃金を
上げればいいんじゃないの?です。

 地域や家族構成などによって支給額は変わって
きますが、首都圏に住む独身男性で13万円ほど
の生活保護費が支給されているそうです。
 
 働く能力のある人には支給しない方向で検討
というような話しもでているそうです。
 昔は意地でも「慈悲は受けない!」という考えの
人が多かったそうですが、今の時代は貰えるものは
いただきましょ。だよね。

 どうでしょうねぇ。
 たしかに仕事が無い。という現状があるのでしょうが、
仕事を選んでいる。つう現状もありますよね。
 無理して3K職場で働かなくても、いい仕事が
見つかるまで探す。という失業者も多いと思います。

 ある地方、農業従事者を募集して、家も土地も
与える。そいで農業研修(指導)をしている間は
賃金も支給する。という条件だそうですが、研修が
終わると殆どが辞めるそうですよ。
 同じく、農業団体が”会社組織で農業をやってみま
せんか?”と社員(農業従事者)を募集しても、長くて
3日でサヨナラするそうです。
 「自動車工場で派遣社員のときには手取りが40万
ぐらいだったのに、こんなに重労働で15万なんて
やってられない。」ということだそうです。
 しょうがないんじゃないの、右も左も分からない人が
すぐに高収入を得ることができるほうが少ないんだから。
 農作業を教えてもらって、金にもなるんだし、自分から
農業を覚えたいと申し込んでおいて3日で帰るのは
いかがなものか。です。

 我が家の愚息は最低賃金以下、生活保護費以下の手取りで
生活していて、なんでも貯金もしているらしいですよ。
 健康ならなんとか生きていけるんですが、この先は
どうなるものやら。です。
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