たまおのページ

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いつものとこやごがつ

2009年05月24日 | Weblog
 5月 24日

 いつもの床屋に行ってきました。


 「生きてるんだぁ。元気そうじゃない!」とアタイが
ドアを開けながら声をかけたんです。そうしたら
 「そうだよぉ。三途の川を渡るのにも渡し賃がいる
んだよ。稼ぎが悪いから、もう少しお金を貯めないと
川を渡る船賃に足らないんだよ。」ですってさ。

 そいで本当はまだリハビリしている時期なんだ
そうですが、食べていかなきゃいけないし、お客さん
は待っているしね。
 常連さんはいい人ばかり(ほとんどがいい人ばかり)
なので、数か月なら離れていかないんでしょうが、半年
も休まれたら、やっぱ違う床屋にいっちゃうよね。
 
 床屋のおねぇさんは4月下旬から股関節の手術で
入院。5月中旬までリハビリ、で最近復帰でした。
 そいで、休んでいる間に常連さんの何人かは
1,000円バーバーなどでごまかしたそうですよ。
 アタイは2か月弱に一度のペースで散髪なので、
今月いっぱい休まれると、どこか別の床屋さんに
行かなければならなかったんですがね。

 ふんでね。
 入院中のことなどを話してくれましたよ。
 「看護師さんって最近は男の人もいるでしょ。
夜中に背中が痛くて体勢を変えてもらおうとナース
コールすると、イケメンのお兄さんがくるんだよ。」
『どうかしましたか?』ってさ。
 それで『背中が痛いので、体の向きを変えてもら
えますか。すみませんね夜中に何度も呼んだりして』

 『いいんですよ。いつでも呼んでいただいて、
あまり背中が痛いのなら座薬を入れましょうか?』

 「それでどうしたの、入れてもらったの?」と聞いたら
「なにいってんのよ、イケメンにお尻を出せるわけが
ないじゃない。その夜は唸って我慢していたわよ。
やっと朝になって、女の看護師さんに座薬を入れて
もらったわよ。」だってさ。


「三途の川」の渡し賃は6文(もん)だそうです。昔の
貨幣単位だし、現在は火葬にするので、もし渡し賃を持た
せるにしても、絵で6文を書いたものを納棺しておくん
だそうです。

 もう40年以上前のことになりますが、アタイの
祖母は旅装束にして、手には杖と6文を持たせて
土葬でしたよ。
 そのころすでに法律で火葬と決まっていましたが、
昔からの慣習であれば、土葬も認められていました。
(親戚の中でも最後の土葬でした)

 おまけ、昔は「六」という数字は縁起のよい数では
なかったようです。信州真田の旗印は6文銭(すでに
渡し賃を持っている=覚悟を持って戦っている)
南無阿弥陀仏は6文字。六地蔵(並んでいる地蔵は
必ず六体です)アタイも詳しくは知りませんがね。

 
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