たまおのページ

遊びと旅のページ。
他にも「ボヤキ、グチ、ネタミ、ソネミ、イヤミ」などなど(^O^)/

えいがをみてきましたごがつ1

2009年05月03日 | Weblog
 5月 3日

 昨日は映画を2本観てきました。

 まずは「スラムドッグ・・・」
 ストーリー的には”そんなバナナ”という
偶然の連続が幸運と不運を運んでくる。
 というようなお話です。

 インドを舞台にした話ですが、原作はインド人、
でも制作は米・英合作。監督もイギリス人です。
 ムンバイ(ボンベイ)のスラムが描かれて
います。確かに貧しいし、汚いし、遠くから見る
だけでも病気になりそうな映像です。
(インドには行ったことが無いけれど、ほぼ映画
の中と同じなんだろうなぁ。と勝手に思いました)

 日本ではノロウィルスとかO157とか、比較的
弱い菌で体調を崩したり悪くすると死んだりしますが
ねぇ。炊事・洗濯・飲料水・トイレも同じ水です。
 まぁ飲み食いしなくても、あの場所に居るだけで
アタイなんかは下痢ピー間違いなしですよ。

 貧しい無学の青年がクイズ番組に出演し、次々と
正解していって、そいで最後は2、000万ルピーまで
いくんですよ。さて結果は・・・です。
 2、000万ルピー、約5,000万円になるん
ですが、物価が安いんですから日本の感覚でいうと
5~10億円ぐらいの価値はあるみたいです。
 
 生きていくってこういうことだろうなぁ。と考え
させられる映画です。こどものころから食べるために
貪欲に狡猾に、そして逞しく。
 ゴミの山から売れるものを→列車に無賃乗車する
だけではなく車内販売→観光地で滅茶苦茶なガイド。
次々に仕事を探して、実行します。

 ふんで、そうなんだろうなぁ。と思ったのは
大きな(名のある)ファーストフードの店、お客が
ミネラルウォーターを注文したんですよ。
 そうしたらポリバケツに溜め込んである空の
ペットボトルの中から、お客が注文したのと同じ
銘柄のペットボトルを取り出して、それに水道水を
入れるんですよね。ご丁寧にキャップは接着剤で
固定していましたよ。
 映画の中身(ストーリー)より、そういう場面
ばかり見て、うぅ~ん!と感心していた映画でした。

 今日は「憲法記念日」です。日本国憲法では
 戦争放棄などとともに、生存権という条文があり、
第二十五条【生存権、国の生存権保障義務】に
1、すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を
  営む権利を有する。
2、国は、すべての生活部面について、社会福祉、
  社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努め
  なければならない。

 とあります。この条文を思い出させてくれた映画
でした。
 この条文があるだけでも、「よし」とするか、
国に思い出させるか。ですねぇ。祝日の多くは
「○○日」ということですよ。ところが
「憲法記念日」には「の」がありませんよ。最近の祝日は
連休にするため、その年によって代わったりしますが、
「の」が無いというのは、重要な日ということですよ。

         END  

 そうそう、ENDマークが出てからインド映画では
お決まりの「映画内容とは関わりなく、みんなで踊り」
というのがありました。アタイ、これは好きですよ。

 国際的な評価は高いのですが、アタイとしては
60点です。汚れた場面が多い映画ですが、それでも
映像がもう少しキレイなら70点かな。


 
コメント