4月 19日
いつもの床屋でした。
んで、ドアを開けたらいつもながらに4人が
ソファに並んで座っていましたよ。
床屋のおねぇさんと犬仲間が3人です。という
ことで、お客さんは一人もいませんでした。(笑)
つうことで、すぐに理容椅子に座りました。
そのとき床屋のおねぇさんは友だちにメールをして
いる途中だったんですよね。
「今日も忙しいねぇ。メールしなきゃならないんだ
から。お客はいないのにさ。」でした。(大笑い)
散髪しながらの会話。
定年退職して、奥さんが亡くなって、友だちが引っ越し
するので、飼えなくなった犬をもらって、知り合いが
「家にいてもつまらないだろうから、空き缶集めをやら
ないか。」ってことで手伝うようにしながら空き缶集めを
やっていたら、この人の性格がよかったのかだんだん
お客さん(というか空き缶を貯めておいてくれる人)も
増えてきて。
てな人がいるそうです。
そいでその人、アパートに犬を残して空き缶集めに行って
たんだけど、寂しがって鳴くので、近所から苦情がきたそうです。
んで、しょうがないので自転車の前かごに入れて、空き缶
集めに連れ歩いて、空き缶集めが終わったら、床屋さんの
前にある公園で遊ばせていたそうです。
ある日、犬が好きなおねぇさんが声を掛けて「店にコーヒー
飲みにおいでよ。犬も中に入れていいわよ」って誘って、
犬が汚れて毛もゴワゴワになっていたので
「何日ごとに洗うの?」
「2ヶ月に一度」
「それじゃ犬も汚れるし臭いし、洗ってあげるわよ。」
ってことで、それからは何日かに一度、床屋のおねぇさんが
犬を洗って、いるんだそうです。
「ありがとね。こんなに親切にしてもらうのなら、オレも
散髪してもらおうか。」
「いいの、気を使ってもらって散髪してもらっても長続き
しないから、無理しなくてもいいわよ。」
「そうじゃなくって、こんなにいい人がやっている店
だからここで散髪してもらうことにする。」
犬は床屋の隣にある美容院でライオンカットにしてもらって
おねぇさんが動物病院に連れていって、検査と歯垢取りをして、
服も着せたので、カワイイと公園でも人気になったそうです。
ところが、オジサンはホームレスと間違われるぐらいの
格好で、奥さんがいなくなってから、身の回りのことに頓着
しなくなって、清潔なんだけど、みすぼらしく見える格好で、
少し臭うような感じだったそうです。
空き缶集めなんだから汚れるんだけれど、仕事以外のときは
清潔にしなきゃね。
でも、このオジサンはチャンと働いて、定年後の暇つぶしに
空き缶集めをしているんだから、お金が無いわけじゃないそう
です。
それでも、あの格好で床屋に来るのはいかがなものか?って
いう周りからの声も聞こえてきたし、小ざっぱりした服装が
悪いわけじゃないので、犬仲間の何人かで、着なくなった家族の
服を持ちよって、オジサンのファッションも以前よりはマシに
なったそうです。
てな話しをしてくれました。
なんだかんだと言う人がいて「あんなむさくるしい人が床屋の
店に来ると、他のお客さんに迷惑だし、あたなもイヤでしょ?」
「『私はね。自分がやりたいからやっているんだから、とやかく
言われたくないのよ。』って言いかえしてしまうのよね。損な
性格だって自分でも分かっているんだけどねぇ。その人のせい
ばかりじゃないと思うんだけど、お客さんも減ってるのは確か
だしね。」
サッパリした性格で、アタイは好きなんですが、そのために
床屋のお客はサッパリ来なくなった。ってことかな?です。(^O^)/
いつもの床屋でした。
んで、ドアを開けたらいつもながらに4人が
ソファに並んで座っていましたよ。
床屋のおねぇさんと犬仲間が3人です。という
ことで、お客さんは一人もいませんでした。(笑)
つうことで、すぐに理容椅子に座りました。
そのとき床屋のおねぇさんは友だちにメールをして
いる途中だったんですよね。
「今日も忙しいねぇ。メールしなきゃならないんだ
から。お客はいないのにさ。」でした。(大笑い)
散髪しながらの会話。
定年退職して、奥さんが亡くなって、友だちが引っ越し
するので、飼えなくなった犬をもらって、知り合いが
「家にいてもつまらないだろうから、空き缶集めをやら
ないか。」ってことで手伝うようにしながら空き缶集めを
やっていたら、この人の性格がよかったのかだんだん
お客さん(というか空き缶を貯めておいてくれる人)も
増えてきて。
てな人がいるそうです。
そいでその人、アパートに犬を残して空き缶集めに行って
たんだけど、寂しがって鳴くので、近所から苦情がきたそうです。
んで、しょうがないので自転車の前かごに入れて、空き缶
集めに連れ歩いて、空き缶集めが終わったら、床屋さんの
前にある公園で遊ばせていたそうです。
ある日、犬が好きなおねぇさんが声を掛けて「店にコーヒー
飲みにおいでよ。犬も中に入れていいわよ」って誘って、
犬が汚れて毛もゴワゴワになっていたので
「何日ごとに洗うの?」
「2ヶ月に一度」
「それじゃ犬も汚れるし臭いし、洗ってあげるわよ。」
ってことで、それからは何日かに一度、床屋のおねぇさんが
犬を洗って、いるんだそうです。
「ありがとね。こんなに親切にしてもらうのなら、オレも
散髪してもらおうか。」
「いいの、気を使ってもらって散髪してもらっても長続き
しないから、無理しなくてもいいわよ。」
「そうじゃなくって、こんなにいい人がやっている店
だからここで散髪してもらうことにする。」
犬は床屋の隣にある美容院でライオンカットにしてもらって
おねぇさんが動物病院に連れていって、検査と歯垢取りをして、
服も着せたので、カワイイと公園でも人気になったそうです。
ところが、オジサンはホームレスと間違われるぐらいの
格好で、奥さんがいなくなってから、身の回りのことに頓着
しなくなって、清潔なんだけど、みすぼらしく見える格好で、
少し臭うような感じだったそうです。
空き缶集めなんだから汚れるんだけれど、仕事以外のときは
清潔にしなきゃね。
でも、このオジサンはチャンと働いて、定年後の暇つぶしに
空き缶集めをしているんだから、お金が無いわけじゃないそう
です。
それでも、あの格好で床屋に来るのはいかがなものか?って
いう周りからの声も聞こえてきたし、小ざっぱりした服装が
悪いわけじゃないので、犬仲間の何人かで、着なくなった家族の
服を持ちよって、オジサンのファッションも以前よりはマシに
なったそうです。
てな話しをしてくれました。
なんだかんだと言う人がいて「あんなむさくるしい人が床屋の
店に来ると、他のお客さんに迷惑だし、あたなもイヤでしょ?」
「『私はね。自分がやりたいからやっているんだから、とやかく
言われたくないのよ。』って言いかえしてしまうのよね。損な
性格だって自分でも分かっているんだけどねぇ。その人のせい
ばかりじゃないと思うんだけど、お客さんも減ってるのは確か
だしね。」
サッパリした性格で、アタイは好きなんですが、そのために
床屋のお客はサッパリ来なくなった。ってことかな?です。(^O^)/